2021-06-15
<お話の記憶の訓練 その2>
昨日のメルマガで
右脳・左脳のことを書きました。
そして、子どもの右脳を鍛えるのであれば、
小学校受験の問題で出題される
『お話の記憶』の問題をやってみるといいです。
なぜなら『お話も記憶』は
注意深く耳だけで情報を集めます。
そして、頭の中でその光景を
鮮明に描けないと問題が答えられません。
カメラのように与えられた情報を
再現できる能力は
右脳を鍛えてこそできる能力だからです。
難関校の『お話の記憶』の問題を手に取ると
その難解さに驚かれる親御さんが多いです。
問題を手に取って
「わぁ!難しい!」と思われた
親御さんは正しい反応です。
左脳重視で考える大人脳だと
非常に難しく感じてしまい
とても5-6歳の子が解けるとは思えません。
しかし、耳で聞いたことを
写真や絵画、映画のように
イメージできるように訓練した子どもには
案外、簡単で楽しい問題なのです。
ですから、どの子もちょっとコツを掴むと
ある程度の問題を解くことができますが
やはり、難関校の問題ともなれば
物語も長くなり
登場人物も多く、
次々と場面が変わり、
主人公の行動範囲も複雑で
さらに感情の変化にまで及びます。
だから、それなりの訓練は必要です。
明日は実際に
どんな問題が出題されるのかを
解説していきたいと思います。
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