幼児教育 優秀児のママに質問したら何の参考にもならなかった話

優秀児のママの意見なんか参考になりません。
私はもうこれ実験済みです。

優秀児とあなたのお子さんは当然の事ですが、違う人間です。
ですから
同じことやって同じ結果になるわけないんです。
そんな事で東大に入るのなら苦労しないわけです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。

子どもにはそれぞれの道がある


子どもにはそれぞれの道が容易されています。
それは機会ある毎のその子の選択によって変わってきます。
良い選択だったら先の未来も明るいです。
しかし、そんなにスムーズに行く様にはなっていません。

悪い選択をした場合でも修正するチャンスはいくらでもあります。
できれば早く間違いに気付き、こまめに修正できる様な素養があれば良いですが・・・

これを私は人生の試行錯誤だと思っています。

この試行錯誤の数が多ければ人間としての幅の広がり
大変かもしれないけれど
自分の人生を楽しむ事ができる人になるのだと思います。

3歳以降の働きかけは注意が必要です


親のする事は
結局、見守る事だけだと思います。

では、親は具体的に何をしたら良いのでしょうか?

能力開発で言えばパターン時代の3歳まではひたすら働きかけをします。
これは井深 大氏も著書の中で書いている事ですが
3歳までは知識をどんなに詰め込んでも大丈夫だという事です。

幼児教育 0歳からの「パターン時代」を考えます。

しかし、3歳までの働きかけと
同じ事を3歳以降の子どもにするのは注意が必要です。

それは3歳以降は五感が発達してきて、子どもの感情が脳を支配してきます。
この時期に詰め込み教育をすると
当然のことですが、拒絶反応が出てきます。

これが嫌だとか、あれが好きだというような自我も芽生えてきます。
それまで上手く行っていた働きかけが上手く行かなくなったり
聞き分けがなくなる場合もあります。

そんな時に無理やり子どもに何かをさせようとするのは良くありません。

ですから、3歳以降の働きかけには注意が必要なんです。

働きかけはいつでも遊びの延長でなければいけませんし
子どもたちが喜んでできないと意味がありません。

先日、私も過去の失敗談をブログに書きました。
ご参考にしていただけると幸いです。

幼児教育 猛省!私はおこりんぼママだった!

公文式でどんどん先取り学習


私の子どもは転勤で群馬県にいた時に公文式を始めました。

それまでの働きかけが良かったと私は思っているのですが
上の子は入会した当時から
読み書きの力はついていました。

ですからプリントがどんどん進んで
あっという間に公文式の会報誌の優秀児のコーナーの常連になっていました。

公文式の1番の特徴は学年を超えて先取りの学習ができるところです。
ですから、優秀な子たちはどんどん進度が進み
幼稚園で高校教材、大学教材を勉強している子もいます。

先取り学習のメリットとデメリット

先取り学習のメリットは
何と言っても子どもの人生にレバレッジがかかることです。
たとえば3歳で小学5年生の教材をしているとしましょう。
3歳と言えども
読める内容、理解力から
大人顔負けの非常に多くの情報と知識を得る事ができます。

普通の3歳がひらがなを読んでいる間に
その何倍もの文字量を読む事ができかつ内容も秀逸なものを得る事ができるわけですから
優秀さに拍車がかかるわけです。

しかし、その一方で
脳科学的には単純計算などの繰り返しが脳を活性化させている事
実験結果でわかっています。

要するに3歳で一桁の足し算をしている子と
3歳で因数分解をしている子の脳の働き方は
一桁計算をしている子どもの方が活発になっているという事です。

この結果を考えると
難しいことばかり、先取り学習ばかりで果たして大丈夫だろうか?という疑問は出てきます。

アドバイス

能力開発した子どもはどんどん先取り学習ができる様になりますが
脳の活性化のことを考えて
簡単な一桁計算などもしっかりと学習の中で組み込むことがいいと思います。

カリスマ3歳児


群馬から引っ越しして
新しい公文式教室に転籍しました。
そこには優秀児がいて
すでに3歳でカリスマ化されていました。

彼女は3教科全て高校、大学教材を勉強していて
一週間でこなすプリントは半端ない枚数でした。

色々な検定の最年少記録を塗り替え
その子を称える記事で教室の掲示板は張りつくされていました。

当時、うちの子の方が1歳上で
うちの子も優秀児として会報に名前が載っていましたが
全くその子を追い抜くことなんてできないのと

私の場合
毎日、プリントをやった、やらないで叱る事が多かったので
これが悩みのタネでした。

カリスマ優秀児のお母様はどうやって大人でもできそうにない
難しいプリントを100枚単位で
3歳の子どもに一週間でやらせているのだろうか?

ただ、ただ不思議でしかなかったです。

本当に100枚スイスイできる?


先生にその事を尋ねたこともあります。

答えは
子どもたちにとってプリントは遊びなんです。
ですから、遊ぶ様にプリントをやってしまう。
ですから、嫌とかそう言った感情は全くなくとにかくプリントが楽しいんです。

ない!そんなこと絶対にない!!
本来、子どもは好奇心の塊です。
この好奇心は色々なところに飛び火します。
それが能力を開発していくことなんです。

ですから1年も2年もプリント大好きでいられるわけがないのです。
反対に1年も2年もプリントにしか興味がない方がおかしいのです。

3歳で高校大学教材をやっている子どもで
一週間に100枚単位でプリントをしてる子は
プリント学習で他に遊ぶ時間がないほど時間を費やすことになっているはずです。

だって、プリントの難しさは答えを写して書いたとしても
相当の分量があり時間がかかります。

それを考えながら、小さな手で運筆しているわけですから
どこかに絶対に無理が生じているはずです。

遂にカリスマ優秀児の母に質問してみた


そして私はある日
くもんに通う優秀児のお母様に聞いた事があります。

「私は正直、子どもにプリントをさせるのが大変です。
しかし、◯◯ちゃんは毎週これだけの枚数をこなし
それもずっと難しいプリントをやっているわけですが
大変ではないんですか?」


答えは
「そうですか?うちの子はプリントが大好きななんです。
ですからいつも喜んでやっているんですよ。
そしたら、自然とこうなっていましたよ。」

あり得ない!!
聞くだけ無駄だったと思いました。
このお母様に言っていること全く参考になりません。

なんか違和感を感じました。

でも、もしかして私が知らないだけで
そのお子さんはゲームをやる感覚で寝なくてもいいくらい
プリントが大好きだったかもしれません。

世の中には色々な人がいるわけで
ゲームを徹夜でやる子もいるわけですから
そこまでプリントにのめり込みたくなったと言うのであれば理解はできます。

それを思うと
嫌なものは嫌といい
自分で色々と物事を判断し
色々なことに興味を持つ子どもの方が何倍も頼もしく見えませんか?

教材を賢く使わないと子どもをダメにする


ちょっと優秀児の親が陥りやすい

私も陥りましたから、わかるのですが
この公文式教材の
進度がちょっと進んでいるお子さんのお母様が勘違いしてしまうのが
プリントが先に進めば頭が良くなると思ってしまうのです。

先に進んでもいいですが
思考力が伴っていなければ何もなりません。

そして、一番いけないことは
無理やりやらせる事です。

プリントをこなせてナンボと言う感覚わかります。
そして優秀児と言うランキングをつけられると順位を落としたくない気持ちもわかります。
しかし、このお母様の感情が一番ヤバイです。

プリント学習に関して、上位にランキングされそうな子どもには
教室の先生は煽ります。
なぜなら、自分の教室から優秀児が出る事が
すごいことだからです。

そんなつまらないことに惑わされてはいけません。
言っておきますが、公文式のプリントは優れています。

先日書いて習い事ランキングで
医学部に入った子どもたちがやっていた習い事1位は公文式です。
ですから、間違えずに利用する公文式は有効です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事
幼児教育 猛省!私はおこりんぼママだった!

幼児教育 0歳からの「パターン時代」を考えます。

幼児教育 子どもに習い事をさせる時の注意点


幼児教育ランキング

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です