2022-4-15
<本当にあった、リトアニアの少年が経験したシベリア>
ロシアのウクライナの
侵攻が続いております。
いろんな人が色々な意見を
言うのは結構なんですが
やはり、情報を受け止める我々は
その情報は正しいのか
考える必要があります。
勿論、お互いの言い分もあり
立場が変われば
考え方も違うのは当然ですが
一般人の私がみても
いきなり侵攻したロシアが
悪いと思うのです。
ある日本のコメンテーターは
ウクライナは降参をして
まずは国民は自国を離れろ!と言います。
そして、
ロシアのプーチンが亡くなってから
その国に戻れば良いと
言っていましたが・・・
こう言うことを平気で言ってしまう
神経が信じられません。
この人は
その昔、地方自治体の首長までやっていた人ですが
一体、どのような思想で
こんなことを発信しているのか??
テレビもテレビで
外交の専門家でもない人を
延々と出演させ
好き放題言わせている事に
何も疑問を持たないのか?
我々だって
世界の国々の政治的な思惑は複雑で
理解するのは大変です。
相当、歴史を紐解かないとわかりません。
それでも、国を侵攻されて
白旗をあげたらどうなるか
どれだけ恐ろしい目に合うかわかっています。
ここにリトアニア共和国で
出版された児童書があります。
昨今、翻訳されて出版された
『シベリアの俳句』という本です。
www.amazon.co.jp/dp/4763409964
この本は
1940年代のシベリアに
強制移送されたリトアニアの少年の目を通して
実際にソ連軍がどんなことをしたのか
強制移送された人々にどんな事が
起こったのか?
さらには塀の向こうには
日本人捕虜収容所もあり
日本人がどんな酷い事をされていたのかも
書かれています。
イラストがとても多い
絵本と児童書の中間くらいの
美しい本ですが
こんなことをしたら絶対にダメだと
子どもだって感じる本です。
今、ウクライナの人々が
必死に抵抗をしています。
なぜ、抵抗をするのか?
降参したら、どんなことが待っているのか
彼らはよく知っているのです。
ですから、コメンテーターが
降参しろだとか
後で国に帰ればいいだとか
言うべきではないんです。
そんな事が通用するわけがないと
ウクライナの人々は
わかっているのですから・・
必死で抵抗しているウクライナの人々に
日本人こそが理解を示さないと
いけないと思うのです。
今日、紹介した本
『シベリアの俳句』
www.amazon.co.jp/dp/4763409964
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