第139号<書く前に聞く訓練>

2021-01-05


<書く前に聞く訓練>

子どもの能力を伸ばす時に勘違いされやすいのが
文字や数字が読めて書けたら
すごく優秀であると思っている節があります。

某大手教室もプリントをどんどん進めることで
学年よりもはるかに先の学習を進めて
余裕の学習を約束している所もあります。

確かに3歳で因数分解している子をみると
すごいな〜〜って思ってしまうかもしれませんが
このような教室に通わせていると

プリントをこなすこと
一学年でも先の勉強をさせることが
良い事であると錯覚をしてしまうことがあります。


それはその子が優秀である証拠でもあるのですが
親がプリント評価の呪縛に
がんじがらめになっていることもあります。

幼児期にもっとも鍛えるべき能力は聞く力です。

聞いて理解する!
聞いて正しい作業ができる!

これにつきます。

この聞く力が備わっていると
記憶力、集中力も同時に備わってきます。

ゆくゆくは学習面で大きな強みになるでしょう。

ですから
プリントベースや座って勉強をすることばかり
やらせているご家庭は
聞く力を育てる工夫もして欲しいです。

家庭でのコミュニケーションは取れていますでしょうか?
お子さんは指示されたことを正確にできますでしょうか?

鍛えるべきは『耳』です。

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