第141号<巧緻性を養う>

2021-01-07


<巧緻性を養う>

子どもは本来、手先を使うことが大好きです。

公園で砂場に行けば
砂遊びをしますし
泥んこ遊びや泥団子を作ることも大好きです。

よちよち歩きをしている時なんか
危険なものほど触りたがり好奇心が旺盛です。

時々、すぐに
「できない!やって!」とせがむ子どもがいますが

これは子どもの好奇心を摘み取ってしまった結果で
私からみたら甘やかしているとしか思えません。

巧緻性とは手先を使う能力をいいます。

この巧緻性に優れている子どもは
何でも器用にこなすことができます。

折り紙、洗濯物をたたむ、お箸を上手に使える
靴紐を結べる、ボタンをはめる、外す・・

これら全て生活に直結している能力で
普段の生活で鍛えることができます。

さらに能力もグングン伸ばすことができるのです。

何でも手を出す、助けてあげるのでは
伸ばせる能力も伸ばしてあげられません。

ちなみに手を使うゲームですが
これは巧緻性を伸ばすのには不適切のようです。

研究結果からゲーム開始から
最初の数分は脳が活性化しているようですが
その後は脳に刺激は与えられていないそうです。

日常のお手伝いをさせる事の方が
脳が活性化するようなので
なるべく自分のことは自分でやらせる事が大切なんですね。

次へ

過去ログリストへ