第149号<人のお話が聞けない子ども その2>

2021-01-19

<人のお話が聞けない子ども その2>

 

昨日は人の話を聞く『傾聴』について書きました。

お子さんを『人の話を聞ける子』にしたいのであれば
まずは子どもの話をじっくり聞いてあげる
傾聴が大切と書きました。

しかし、この『傾聴』を勘違いして
子育てしているお母さんも多いのです。

特徴としては
子どものことは何でも知っているのが自慢であり

幼稚園・学校の宿題・課題・交友関係まで

何一つわからないことがないくらいに知っている人です。

このような場合
根掘り葉掘り子どもを質問攻めにして
子どもからなんでもかんでも
聞き出す行為をしている可能性があるんです。

子どもに強制的に話をさせているということです。
こういう『傾聴』はもっともやってはいけないことです。

NGです。

『傾聴』とは
子どもが自発的に自分の思いを話をすることです。

それも心地よく、もっと聞いて、聞いてと
思えるように聞いてあげることです。

だから、その心地の良い環境を
親は提供してあげないと子どもは
本音の話をしません。

話の内容は多岐に渡ります。

夢だったり、どうでも良い笑い話だったり
大人にとっては無意味なことや
????なこともあります。

それを喜んで聞いてあげる
自分も心から楽しんで聞いてあげることを
『傾聴』というのです。

あなたは子どもの話を『傾聴』していますか?
上手に傾聴できたら
子どもは人の話をしっかり聞けるようになりますよ。



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