第307号<色々な数字が飛び交っていますが・・冷静になるべきです。>

2021-08-27

<色々な数字が飛び交っていますが・・冷静になるべきです。>


毎日のように
テレビでコロナ感染者を報道していますが
これはPCR陽性者ということですね。

PCR陽性になるという事は
死んだコロナウイルスが
5個見つかれば
陽性になるという事実があります。

しかし、発表されている数字は
PCR陽性者の数しか出していませんから

陽性者の中で本当のコロナ感染者が
一体何人いるのかはわからないと思うんです。

正確なコロナ感染者を
テレビは伝えていないし
厚労省のデータでもわからないんです。

さて、厚労省のHPによって
コロナに関する
色々な数字を見ることができますが

数字が大きくて
ちょっと怖くなったり
実際のところ想像がつかないと思います。

しかし、出されたデータから
ちょっと計算をしてみると
この大きな数字も
身近に感じることができます。

このデータを元に
ちょっと深く紐解いてくれた方がいて
先週の厚労省のコロナデータから
地域別に陽性率をみてみると

なんと!!

東京 23%
神奈川 35%

という結果が出たのです。

これは神奈川県では100人PCR検査を受けたら
35人が陽性になるという事なんです。

えっ?それって本当?

35%といえばそもそも、道を歩いて
街を歩いている3人に1人が陽性者
一家に約1人陽性者
40人クラスだったら13人が陽性者という計算になります。

どう考えてもあり得ません。

こんな状態だったら
街は歩けません!
外では働けませんよ!
絶対に自宅待機ですよ!!

しかし、私の周りに
感染している人はいません。

通常通りに働いていますし、
電車に乗って通勤もしています。

色々なデータから紐解くと
このような現実的でない数字が
出てくる可能性もあるということです。

ちなみに厚労省の8月25日のデータを見ると
新規陽性者は約24000人
10万人に19.3人の新規陽性者が確認されました。

簡単に計算すると
大体5000人に1人が
新規陽性者ってことですね。

この数字をどうみるか?
多いと思うか、少ないと思うか?

どのようにコロナ対策していくかは
それぞれの考え方が出てくると思います。

今、できる限りの感染対策をしているのであれば
あまり、数字に惑わされることのないと思うのですが
いかがでしょうか?

発表されているデータを
是非、お子さんと分析してみて欲しいです。
中々、面白いと思います。

↓ 厚労省 コロナウイルス感染情報

https://covid19.mhlw.go.jp/extensions/public/index.html


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