2022-1-14
<給食で完食指導って必要ですか?>
ある子どもの教育に関して
情報発信をしている方のツイートで
『給食が原因で
子供が登校を渋るという保護者の声をよく聞く。
完食指導は精神的虐待だ。』
とありました。
こういうの
まだ強制している学校あるんですかね?
私が子どもの頃は
給食の完食指導が徹底していました。
給食を全部食べないと
先生に叱られて
私より食の細い友達は
毎日泣きながら食べていました。
私も割と食が細く
食べるのが遅いので
さっさと給食を食べ終えて
昼休みに思いっきり遊んでいる同級生が
羨ましかったです。
完食指導と言えば
私は米飯給食には
トラウマがあって
あの事件は教師による
虐待だと思っています。
それは忘れもしない小学校2年生の時に
地域ではパン給食だけでなく
試験的に米飯給食が始まりました。
試験的ですから
ご飯をどのように
子どもに提供するかが
実験的に行われていて
お米をビニールパックに入れて
蒸したご飯や
お弁当箱に入っているご飯などが
時々給食で出されました。
最悪なのがビニールパックに
パンパンに入っているご飯
袋を破ると
ご飯が半端なく出てくるんです。
もう食べきれません。
ある日、完食できない生徒が
数人いたのですが
勿論、私もその1人でした。
いつまでも完食しない生徒に
イライラし、痺れを切らした担任が
いきなり私の耳を掴んで
私だけを
隣の1年生の教室に連れて行き
こう言ったのです。
「皆さん、この子は2年生なのに
お百姓さんの作ったご飯を
こんなに残しているんですよ。」
そして、私が食べきれなかった
ご飯のお皿を
1年生に見せるのです。
突然、下級生の教室に
上級生を連れていき
見せしめにする先生に
給食を残していた1年生が
全員慌てて食べ始めました。
近所のエミちゃんの目が
パチパチしていました。
私はもう、恥ずかしくって
死にたい!
いなくなりたい!
他にもご飯残している子がいるのに
なんで私だけ?って思いました。
今だったら虐待に当たるようなことも
昔の先生はやっていました。
子どもを甘やかすことは
よくないことですが
子どものプライドを傷つける事は
最もやってはいけない事です。
この事件は私が7歳の頃の話ですが
あまりにも怖くって恥ずかしくって
家族にも言えなかったです。
今でもあの光景が
鮮明に思い出されます。
そして、未だに担任の先生の顔は忘れません。
たかだか25歳の女教師でした。
現代の給食事情はよくわかりませんが
もし完食指導をしているのであれば
すぐにやめるべきです。
自分が自己申告した分を
自分の責任でしっかり食べる、残さない!
こういう指導を
学校給食でもするべきだと思います。
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