第422号<健気にマスクをつける子どもたち>

2022-2-4

<健気にマスクをつける子どもたち>

あるお母様が幼稚園に通うお嬢さんと
公園に遊びに行った時の話

公園には誰もいません。
誰にも迷惑かからないので
お嬢さんにこう言います。

「マスク外していいよ。」

そうしたら、そのお嬢さんは
一向にマスクを外そうとしません。

そして健気に
「ダメ!マスクつけないと」
ちょっと、
涙目になって反論したそうです。

ルールを破ってもいいよ!という
お母様に向けて
悲しい顔をしながら
マスクは絶対に
外さなかったそうです。

なんだか・・
子どもが気の毒で・・
言葉にならないです。

きっと、幼稚園でも
感染対策で
マスク指導がされているのでしょう。

特に小さい子ほど
集団で大人に
教えてもらったことは
純粋に受け止めて
約束を守り通そうとします。

先生が言うことが
一番だと思っているのでしょう。

子どもの教育において
このお嬢ちゃんの親御さんは
しっかりと育てられていると思います。

しかし、なぜか・・
釈然としないし
悲しい気の毒な気持ちになるのは
私だけでしょうか?

本当はちゃんと顔を出して
遊ぶ年頃です。

思いっきり呼吸をして
笑顔いっぱいで遊ぶ年頃です。

それがマスクのことを気にして
生活するのが当たり前になっている。

マスクしない人を
悪い人だと思ってしまう。

成長期にあって
脳に運ばれる酸素が
減っているのではないかと
素人でも心配です。

できれば、子どもには
マスクをしないで
生活をさせて欲しいし

マスクをしないことが
悪いことであるような

罪悪感を植え付けるようなことが
あってはならないと思うのです。

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