第450号<お花畑日本人の海外旅行事情>

2022-3-16

<お花畑日本人の海外旅行事情>

海外旅行は素敵!
一人旅は
グループ旅行や
ツアーにはない格別な楽しみを
見つけることができます。

しかし、
日本で暮らしている我々は
少々は平和ボケで
他国に行く時の心構えが
緩いというか、
なんとかなると
思っている人もいるようです。

特に女性が
一人旅をする場合
かなりの注意が必要です。

どこに行っても
日本より安全な国はないと
考えた方が良いと思います。

先日、私の好きな女性ジャーナリストが
ツイートで
インドのことに触れていました。

彼女は何度もツイートで
インド旅行について
注意を呼びかけているそうですが

未だに
『インドの路地裏は素敵』的な事を
言っている
日本人旅人がいると嘆いていました。

あまり表面化せず
マスコミもそれほど大きく
取り上げないので
認識が甘いのかもしれませんが

相当数の日本人女性旅行者が
性的被害に遭っています。

これは
インドの政府関係者も言っているそうで
どの国に行っても
犠牲にならないように
気をつけなければいけません。

海外旅行に行く時は
十分に国の情勢を調べて
入念な旅行計画をするべきです。

そうは言っても
私が他国で出会ったインド人は
非常に紳士的で親切でした。

基本、優しいと思うのですが
インド国内には
未だにカースト制の考えが
染み付いているので
旅をする時には注意が必要です。

さて、今日はインドの事が
ちょっとわかる2冊の本を紹介します。

私はこれらの本を読んで
衝撃を受けました。
そして、女性1人で行くには
絶対に危険な国だと思いました。

1冊目は
山際泰男氏の『不可触民』
この本を読んだ時は
こんな光景がインドにはあるんだと
ゾッとしました。

www.amazon.co.jp/dp/433478044X


もう1冊は、最近、読んだ
鈴木傾城氏の『絶対貧困の光景』

生まれた環境で
そこから這い上がること
成功することは絶対にできない
インドの女性たちに
言葉も出ませんでした。

www.amazon.co.jp/dp/B09M55W86B

国によって
様々な歴史的背景があります。
素敵な所、美味しい場所を
巡るのも海外旅行の醍醐味ですが

やはり、その国の事情を知ることも
必要かと思うのです。

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