2022-4-25
<子どものお話は全部聞いてあげましょう>
傾聴という言葉があります。
よく心理学で使っていますが
傾聴とは・・
人の話をしっかり聞いてあげることです。
そんなこと簡単だと
思っている人もいるのですが
実は傾聴することは
とても難しいのです。
人の話を聞いていると
ついつい、その話の途中で
自分の感想や意見を述べたくなります。
そこをグッと我慢して
相手の思っていることを
全部吐き出させる!
これがなかなか難しいのです。
新学期が始まって
子どもたちが学校から帰ってくると
色々な話をすると思います。
新しい生活に戸惑い
新しいクラスに心躍り
楽しい話は勿論
時には
悩みを打ち明けることも・・
そんな時に
子どもの話を十分に聞かずに
アドバイスをしたり
すぐに「大丈夫!大丈夫だよ。」
なんて
励ましたりするのですが
子どもが話をしている途中で
口を挟むと
子どもは自分の思っていることを
全部吐き出せなくなります。
話の腰を折られて
自分が言おうとしていた事を
全部言えなかったりするので
なんとなく消化不良な感じになります。
これってなんとなく
気持ち悪いものです。
思っていることを
洗いざらい話をして
お腹の中に何も
残っていない状態にさせると
案外、ケロッとして
次の日は元気に登校・登園できるのです。
思っている事を
全部、話すことでスッキリするので
長々と思い悩むこともなくなるのです。
聞いているこちらは
意見したいのに
グッと我慢しているわけですから
ちょっとキツいですよ!
でも、子どもたちの新生活を
スムーズにスタートさせるのに
結構、効果がありますので
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