2022-7-05
<剣道連盟の驚きのマスクガイドライン>
以前、メルマガにも書きましたが
とある剣道の道場の稽古の風景で
面の下にはマスク
加えてマウスシールド装着で
二重にガードして
稽古をしている光景をみて
非常に危険であると
嘆いたことがありました。
剣道をたしなんでいた者からしたら
ただでさえ防具を装着しての稽古はきつく
特に夏場の稽古は危険です。
それなのに
二重に呼吸を妨げるものをつけて稽古なんて
自殺行為です。
一体、どうしてこのようなことになっているのか?
全日本剣道連盟のサイトに
マスク・シールド着用についての
ガイドラインの記載がありました。
まあ、これが酷い!びっくりです。
ざっくり何が書いてあるかというと
・稽古を行う者は、必ずマスクを鼻を覆って着用
・マスクは剣道用の通気性のあるものを使用
・相手からの飛沫を防止するため、マウスシールドの着用は必須
つまり剣道の稽古をする時は
二重ガードがスタンダードで
剣道用のマスク着用とはいえ
相当な息苦しさの中で稽古をするように言っています。
さらに熱中症対策として
・ 暑さにからだを慣らす暑熱順化をすること
・ 稽古日の気温、湿度をチェック
・水分補給に気をつける
・稽古時間を普通より短くする
・おかしいなと思ったら自ら無理をしない
・周りの人たちにも目を配り、無理をさせない
・普段から規則正しい生活をして、体調管理に気をつける
上記のようなことは
当たり前ですよ。
それにしても暑さに体を慣らせって
どうなんですかね?
リンクは ↓
https://www.kendo.or.jp/information/20220523/
追記でこのような記載も・・
「空気感染にはマスクは無効である」という意見があるが、
実際に全剣連が行った科学調査では、
マスクは飛散を一定程度抑制することが明らかになっている。
したがって、現時点でもマスク着用は感染リスクを
下げるために有効であると考えている。
前回も熱中症の怖さを書きましたが
気付かずに症状を悪化させたり
生命の危険にも繋がりかねません。
子どもたちは勿論
勝負にこだわる学生は
稽古で必ず無理をします。
また、試合をしている時に
手を抜くことなんかしませんし
試合に集中している時は
息苦しさとか体調の変化に
気付かないケースだってありますよ。
このような通達は一刻も早く
解除するべきだと思うのですが
大人の指導者や保護者の中で
反対意見というのは
出ていないのでしょうか?
これ以上、子どもたちを
危険に晒さないで欲しいです。
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