第536号<子どもの話をちゃんと聞いていますか?>

2022-7-14

<子どもの話をちゃんと聞いていますか?>

ある教育家のツイートで
こんな問いがありました。

娘が友達に「口が大きい」と
言われて落ち込んでいたら、
何と言いますか?

A:かわいい証拠だよ

B:気にしない、気にしない

C:嫌だったね。悔しいね

一番良い受け答えが

共感的なCの
『嫌だったね。悔しいね』だそうです。

さて、なぜでしょう?

AやBの励まし方は
『共感』がないからだそうで・・

確かに人の話を聞く時
相談に乗る時に
とても大切だとされている事が
『傾聴』です。

これら三つの受け答えを見ても
まあ、Cが一番
子どもの悩みに傾聴してから
答えているのがわかります。

この『傾聴』をしっかり
子育てにも使って行く
必要があるんですね。

子育てって
とても気忙しくて
子どもの悩みや話を
しっかり聞くって事が
なくなりやすく
ハッキリ言って億劫でもあります。

でも、子どもの話をしっかり聞いて
共感を示さないことを続けていると

だんだん、子どもの方が
「どうせ、言っても無駄
わかってもらえない」と思い

終いには
何も相談や話をしなくなります。

ですから
子どもの話や特に悩み事は
仕事をしている手を中断してでも
『しっかり聞いているよ!』
アピールをすることが
大切かと思うんですね。

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