第551号<もし、もう一度子育てするとしたら>

2022-8-05

<もし、もう一度子育てするとしたら>

自分がピアノの練習をはじめて
子どもが習っていた頃を
思い出しています。

その当時はただ単に
子ども達の送り迎えをするだけで

側で子どもの演奏を聴くでもなく
一緒にピアノを弾くでもなく

全面的に先生にお任せしていて
淡々と送り迎えをしていただけでした。

自分はピアノを演奏しないし
こういう習い事は
知ったかぶって、
ああしなさいとかこうしなさいと
言わない方が良いと思っていました。

しかし、いざ自分が習ってみると
ピアノの練習は地道なわけです。

最初は何でもかんでも
新しいことばかりで
覚えることが沢山あり
練習をする励みにはなります。

そうは言っても
単調な指の練習などは
なかなかしんどいわけです。
楽勝だと思えるような曲も
マスターするまでに
時間がかかるものなのです。

この基本的な練習が
効果を発揮するのは
まだまだずっと先のことだと感じます。

思うのは、ただ単に
先生に言われたことだけを
やっているのでは
絶対に上達はしないのです。

少しでも上達したいのであれば
自分で考えて
自分の能力より少し上の
曲を頑張ることだと思うのです。

通常のレッスンとは別に
自分で頑張って
何か目標になる教本や
曲を練習してみることなのです。

子ども達がピアノを
習っている頃だったら

好きなアニメソングや
ポップなどの曲を練習するとか
目標設定しながら
バイエルやハノンを毎日続けるとか
そんな工夫が必要だったと
今更に感じているのです。

やはり、自分でやってみると
わかることってあります。

もし、孫ができたら
一緒にピアノを楽しみたい!
今はそんな風に思っています。

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