2022-8-31
<リモートレッスン VS リアルレッスン>
最近、思い出すのが
私が中学・高校生の時に
ピアノを習っていた同級生が
月に2回は一人で
東京に泊まりがけで
ピアノのレッスンに
通っていた事を思い出します。
他の友達とは
あの子はお金持ちだから
東京まで頻繁に行けるんだとか
言っていましたが・・
すごく羨ましかったですよ。
今、思えば、彼女
よく通っていたなって思うのです。
また、知り合いのお母様なんかは
趣味の習い事をするのに
毎回飛行機で
東京まで通っていました。
飛行機を使って習い事ですよ!
すごくないですか?
昔はそこまでしなければ
専門的な教えを
請うことはできなかったのです。
ですから、
ある程度の余裕のある人
お金を持っている人しか
そのような形での
学びができなかったのかもしれません。
最近、コロナ禍で
仕事、習い事もリモートで
簡単にできるようになりました。
これは地方に住む人たちには朗報です。
高い宿泊費や
交通費を払わなくても
自分の学びを
突き詰めることができるからです。
しかし、リモートは便利になった反面
リアルな学びには
遠く及ばないと思うんです。
私のピアノのレッスンもその通りで
先生に直接指導されているから
なんとか頑張れるところが大きいのです。
最近、体験レッスンした
全国展開している大人の音楽教室は
講師のレクチャーは直接受けられません。
教室に出向いても
最初に先生との挨拶を交わしたら
別々の部屋に入り
リモート指導になります。
ですから、
先生が生徒の隣で手取り足取り
教えてくれるわけではなく
モニター越しの生徒に
指導をしているわけです。
これは生徒の進度とモチベーションに
大きく影響すると思うのです。
直接指導の何が良いかと言えば
生徒の緊張感が全く違うことです。
私の場合はレッスン日の教室に行く前は
1時間以上は自宅で練習をしていきます。
大して難しい宿題が
出ているわけでもないのですが
不思議な事に
いくら完璧に自宅で練習して行っても
先生の横では
練習の成果の半分も出すことができないのです。
はっきり言ってボロボロなわけですよ。
ええええ・・・
なんで?できなくなるの?
家ではできたのに!!!
こんなことばかりです。
しかし、こういう緊張感がないと
モチベーションも
技術も上がらないと思うのです。
同級生がわざわざ東京まで
レッスンに行く理由も
知り合いのお母様が
飛行機に乗ってお金を使って
習い事をするのも今なら理解できます。
今、流行りのリモートですが
リアルレッスンと
同じ効果を期待するのであれば
受講者側の相当な覚悟と
やる気が必要になります。
ですから
習い事やセミナーはリアルが
一番と思う今日この頃です。
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