第162号<読書でも苦手分野・得意分野>

2021-02-05

<読書でも苦手分野・得意分野>

年間100冊以上の読書をしていると
自然と得意分野・不得意分野が出てきます。

得意分野の本を選んで読書をしていると
すでに知識として
その分野のことを理解しているので
速読ができなくとも
速読に近い速さで本を読み切ることができます。

しかし、不得意分野や
作家の文体がどうしても
自分に合わない時は・・・

どんなに良い本だって言われて手にしても
面白いって言われても
ページの進みが悪く
時間がかかり
一向に読了できないわけです。

先日、尊敬する先生が
あるSF小説の話をしていたので
早速、読んでみたのですが

全く意味不明で
私の脳内で本のシチュエーションを
想像することが不可能でした。

速攻、そのSF小説はギブアップしました。

時に読書をあまりしない人は
何を読んだらいいかわからないので
Amazonのレビューを読んで
本を購入したり

他人が「これはすごくいい本です。」と言ったから
読み始めたりするものですが

ここで自分に合わない本を手にすると
読書が進まないので
いつの間にか本を読まない生活に戻ります。

もし、今年の目標で読書をすることをあげた人で
読書をギブアップしそうな人は
自分に合わない本を手にしている可能性があります。

そんな時はその本はギブアップして
新しい本を手にしましょう。

そして、その新しい本も
またまた、読み進めることができない場合も
その本をギブアップしましょう。

これを繰り返していると
必ず、あなたにぴったりの本がひょっこり出てきます。

その1冊が見つかれば
読書を習慣化できるスタートに立ったのと同じです。

他人の評価で
自分の本を買うときは注意してくださいね。

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