第333号<自宅ではマスクなし!表情豊かに子育てをしましょう!>

2021-10-04

<自宅ではマスクなし!表情豊かに子育てをしましょう!>


少し前のメルマガで
マスクの弊害として
赤ちゃんの言語習得に影響があるかもと書きました。

周りがみんなマスクをしていて
全く口元が見えない昨今ですが
これですと、
赤ちゃんが実際に大人の口元をみて
発音や言葉を真似ることができなくなるのです。

ですから、できるだけ自宅ではマスクを外して
子どもと会話をしたり、
口の動きをちゃんと
見せるようにした方がいいと書きました。

今日はまたマスク関連のお話です。

動画ではある実験がされています。
3分ほどの面白い動画ですので是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ykCxlSrrJHM

どんな実験かと言いますと
母親の表情で子どもの機嫌がどうなるか?です。

赤ちゃんは自分の身の回りから
色々なことを学びます。

それは感情、反応、社会的相互作用など
とても敏感に感じ取ります。

動画の実験は
母親がいつものように
表情豊かに話しかけをします。

明るく、笑顔で・・・
当然、赤ちゃんも
それに答えてとてもご機嫌がいいです。

そして、この後に
『無表情実験』を赤ちゃんにしてみます。

実験とは
母親は笑顔を封印して
無表情で黙って赤ちゃんに接します。

母親の変化にいち早く気づいた赤ちゃんは
全身で母親を取り戻そうとします。

母親に笑いかけたり
戯けて見せたり
必死で気を引こうとします。

この実験は、ほんの2分ほどですが
最終的には赤ちゃんのストレスはマックスになり
泣き出します!

母親が機嫌悪く接すると
赤ちゃんにすぐ感染するという実験です。

母親の無表情は子どもに相当なストレスを
与えているのです。

そして、マスクの話に戻りますが・・・
表情がなかなか見えにくいですよね。
赤ちゃんがストレスを感じる可能性もあるのです。

言葉の習得のためにも
子どもにストレスを感じさせないためにも
身近な大人には
豊かな表情を子どもに見せて欲しいです。

ですから、何度も言いますが
自宅ではマスクは外して
表情豊かに大きく口を開けて
子どもとのコミュニケーションを
十分にとって欲しいのです。


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