2022-1-20
<矢部太郎さんのお父様が素敵すぎる!>
先月でしたか?
タレントの矢部太郎さんのお父様が
息子の太郎さんと一緒に
テレビに出演していました。
矢部さんのお父様は絵本作家の
やべみつのりさんで
とても素朴な暖かい絵本を描いておられます。
紙芝居の作品も多く
子どもだけでなく
高齢者向けの紙芝居も描かれています。
なんでも、息子さんの太郎さんの漫画本
『ぼくのお父さん』が売れているそうなので
早速、購入して読みました。
『ぼくのお父さん』
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『ぼくのお父さん』は
矢部太郎さんの子どもの頃を
ベースに描かれていて
矢部家の
ちょっと変わったお父様について
漫画にしています。
ここ最近の太郎さんの芸能活動は
お笑い芸人の仕事というよりも
絵を描く仕事が多くなったと言います。
そんな時にご自分を
お父様の姿に重ねて描いた本です。
絵本作家のみつのりさんは
とにかく絵を一日中描いていたそうです。
絵を描き始めると止まりません。
また、一日中
自宅で絵を描く仕事をしていましたが
絵本作家だけで食べていくのは
なかなか大変で・・
一家を支えていたのは
お母様であったそうです。
『ぼくのお父さん』の中では
お父様を認めている
優しいお母様も描かれていて
決して裕福ではなかったですが
何となく幸せそうで
読者の心をほっこりさせます。
よそのお父さんのように
仕事に行かないで
一日中絵を描いているお父さん
友達が遊びにくると
子どもと同じようはしゃいで遊ぶお父さんを
少し恥ずかしいと思う気持ちも
太郎少年に芽生えてきて
お父様に反抗する気持ちも
描かれていました。
読んでいると
「ああ、わかる!わかる」と・・
忘れていた子どもの頃の感情を
思い出しました。
そして、親の立場でこの本を読むと
子どもとの時間を楽しむことが
本当にかけがえのない
大切なことだと感じます。
何でも買ってあげる
贅沢をさせるのではなく
ちょっと不自由な毎日でも
楽しむことや
当たり前に感謝する子育てを
知ってか?知らずか?
矢部さんのお父様は
実践していたのです。
子育てにイライラしたり
子どもを激情的に叱ってしまった時
反省する親御さんも多いと思います。
特に行動制限が課せられている昨今は
親も子も気持ちが塞ぎがちになります。
そんな時にこの本を読むと
ギスギスした感情や
イライラすることが馬鹿らしくなります。
子育て中の親御さんはもちろん
あらゆる対人関係に
悩んでいる人にも効果的で
だからこの本は売れているんだ!と
納得しました。
『ぼくのお父さん』
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