第491号<頑張れ!を言うタイミングは大切です>

2022-5-12

<頑張れ!を言うタイミングは大切です>

「頑張れ!」と子どもに声をかけることって
何度もありますが・・

『頑張れ!』という声かけは
タイミングによって
効果的だったり
そうでなかったりします。

例えば
「頑張れ!」
これはまだ子どもが頑張っていない状態です。
これから頑張れるかもしれないし、
頑張れないかもしれないので
結果が未確定です。

子どもによっては
やる気を出して
成果を出せるかもしれませんが

この言葉が
プレッシャーやストレスになり
本来の能力を
発揮できなくなるかもしれません。

では、
「頑張っているね!」これはどうでしょう?

この言葉は
現在、子どもが頑張っている最中に
エールを送っている言葉です。
つまり、現在進行形で
頑張っているところに
エールを贈っているわけです。

このタイミングで言葉をかけてもらえると
本人が持っている以上の
成果を出せる可能性があります。
でも、言い過ぎに注意です。

最後に
「頑張ったね!」
この言葉は既に結果が出ていて
その結果についてかける言葉です。

本当に頑張ったと思っている子は
かけてもらって嬉しい言葉ですが

反対に結果に納得がいかない子は
この言葉をかけられると
落ち込む可能性もあります。

励ましの言葉は
その場面、場面によって
子どもに力を与える場合と
逆効果な場合もあります。

こう言うところが
難しいと思いますし
子育てって面白いな!って思うところです。

子供の反応をみて
色々と使い分ける必要がありますね。

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