第492号<我々が勉強を続けなければいけない理由>

2022-5-13

<我々が勉強を続けなければいけない理由>

コロナ禍で様々な情報が
錯綜しています。

専門家という人たちが
色々な意見を言うので
一体、どれを信じていいのか
わからない時があります。

ロシアとウクライナの戦争についても
様々なニュースが報道されて
その中にはフェイクも含まれていたりで
情報を受け取る側も
十分な注意をしないといけません。

2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞した
本庶佑・京大名誉教授が
受賞の記者会見で語ったことが

現代の我々の状況を
予言しているかのような
発言をされていました。

当時、教授は
時代を担う子どもたちに
とても大切な話をされています。

教授に研究に対する姿勢を質問したところ
このように回答をしています。

好奇心を持つこと
物事を簡単に信じないこと

例えば、
科学誌の『ネイチャー』『サイエンス』に
掲載されているものは9割が嘘で
10年経って残っているのは1割だと
発言されています。

あの有名な科学誌に載っている
論文が必ずしも
正解ではないということか
ほとんどが嘘ってかなりショックです。

ですから、何を読むにしても
これって本当?大丈夫?と
自分の目で確かめることが
大切で全てを鵜呑みにしては
いけないと言っているのです。

本物を見極めるためには
自分で確かめる力と知識が必要なのです。

だから、お勉強って大切だよって
ことなんだと思うのです。

子どもの頃の勉強って
何に役立つのかわからない時がありますし
なんでこんなこと勉強しているんだろう?
って思うことがあります。

でも、正しい判断をするためには
受け身だけではダメで
多角的な知識が必要で
それには幅広く勉強していないと
自分で確かめることもできないわけです。

ですから、我々は
子どもの頃は勿論
正しい判断をするためには
どんなに歳を取っても
日々の学びはやめてはいけないのです。

あなたは最近、
何か新しい事を学んでいますか?

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