第515号<明石市の取り組みが凄すぎる>

2022-6-15

<明石市の取り組みが凄すぎる>

人口減少が我が国の問題になっていますが
少子化は止めることができません。

先日、参議院の内閣審議会で

参考人として兵庫県明石市の
泉市長が参考人として発言されました。

明石市は独自の取り組みで
少子化問題や経済の停滞を
嘘のように解決しているのです。

先日、我が国の首相は
外国人留学生は日本の宝と発言しました。
これを聞いた日本の若者は
どう思ったでしょうか?

自国の若者を守る気も応援する気もないのか?
そんな疑問を持たざるを得ない発言に
心底ガッカリしていたのですが

泉市長の取り組みを聞いて
明石市の住民を羨ましく思いました。

実際、市の取り組みに魅力を感じて
引っ越しをする家族もいるそうです。

安心して子育てができる環境は
少子化も経済も活性化できると

証明しているのです。

さて、実際の明石市の取り組みは・・

・18歳まで医療費・薬代は無料
・保育料二人目以降は無料
・オムツは1歳まで無料配布し家まで届ける
・給食は中学まで無料
・高校・大学の授業料の支払いを肩代わりする
最後の授業料の肩代わりは
勉学を続けられなくなりそうな生徒への
特例事項とはいえ凄いですね。

さらにこれらの取り組みは
親の収入に関係なく
明石の子どもたちは
みんな平等に受けられる権利なのです。

人口は増加し街は活性化します。
出生率は1.7まで上昇
住民満足度は余裕の全国一位
税収は9年連続で増加

土地価格も2倍にまで上がり
駅前のマンションは10年前に比べたら
販売価格は2倍以上だそうです。

子どもに潤沢な予算を投入しても
税収が上回っているのです。

泉市長は訴えます。
『お金がないからとせこいことをするのでなく
お金がない時こそ子どもにお金を使う
だから、地域経済が回る。
本気で子どもを応援する仕組みが
経済を豊かにする証拠である。』

素晴らしい発言でした。

子どものいる家庭に
お金をばら撒くやり方ではなく
ちゃんと子どもが豊かになる
お金の使い方をしている。

このような取り組みを
モデルケースにする
市町村が増えていってほしいと思います。

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