第191号<『そうだよね。わかるよ!』の話>

2021-03-18

<『そうだよね。わかるよ!』の話>

実業家で納税日本一に何度もなっている
斎藤一人さんが
講演会である『魔法の言葉』の話をしています。

それは

『そうだよね。わかるよ。』です。

誰も否定せず、
話をした人を傷付けず
理解してあげる共感の言葉です。

この言葉はいつかけてあげるかというと

例えば
誰かがあなたに相談をしたとします。

あなたは相談事を聞いて
何だか意見したくなるかもしれませんし
説教じみたことも言いたくなるかもしれません。

しかし、悩みを相談している人は
あなたに聞いてほしくって話をしているんです。

例え、それが間違っている考えでも
あなたの考え方と違っていても
たった一言

『そうだよね。わかるよ。』

と言ってあげることで
その人の心は軽くなります。

相手を否定もせず、肯定もせず
誰も傷つけない
ただ寄り添うような言葉です。

時に子育てにおいても
子どもから色々な悩みや
相談を受けることもあるかもしれません。

親なので
ここで説教の1つもしたくなるかもしれません。

しかし、ここで「もっと頑張れ」とか
「もっとできる」とか
叱咤激励する事で

子どもは今後、
あなたに本音を打ち明けなくなって
しまうかもしれません。

だって、お母さんに本当のことを話しても
否定されたり、もっと頑張れ
とか言われると思うと

次からは本音を話しても
無駄だと思うかもしれませんよね。

子どもの話を聞きながら
『そうだよね。わかるよ。じゃあ、どうしようか?』

と声をかけてあげるだけで
子どもの気持ちは軽くなるんですね。

子どもを全面的に信頼して
いつも共感する言葉をかけてあげましょう。

次へ

過去ログリストへ