第192号<モンテッソーリの敏感期について:前半>

2021-03-19

<モンテッソーリの敏感期について:前半>

先日、モンテッソーリ教育の映画をみてきたので
モンテッソーリ教育で言われている
『敏感期』について書いてみます。

子どもがなんでもイヤイヤする
原因がわからないけれど
何かご機嫌斜めで泣き止まない。

こんなことで悩んでいませんか?

激しい子と激しくない子に別れますが
とにかく、原因がわからずに
ギャーギャーは勘弁して欲しいですよね。

抱っこしながら、イライラして
子どものお尻つねったり
他の人の反応が怖くって
その場を逃げ去ったり
そんな経験をした人もいるかと思います。

巷ではイヤイヤ期とか
魔の2歳児とか言われたりしていますね。

敏感期って大体
3歳から7歳くらいに現れます。
早い子だと1歳すぎてから出てくる子もいます。

どうして、こんなに聞き分けがなくなっちゃうかと言うと
彼らの生活のルーチンが
崩れることに異常なほど
敏感になっているからなんです。

例えば、ずっと抱っこしていたぬいぐるみを
洗濯してきれいにしてあげた。
食事をするスプーンを変えた。
おもちゃの場所が変わった。
時間がないと急かされた。

とにかく、さっきまでの自分のペースが
乱されて、何かがいつもと違ってしまった事に
腹を立てているのです。

この違いを大人はなかなか気付かないんです。

気付かないほど些細な事で
ご機嫌斜めになっているのです。

これを知らずして聞き分けがないから
叱りつけたり

「ママはもう知りません。」
と突き放したり
時には手をあげたりした事ないですか?

この敏感期って難しい時期ですが
一番才能が伸びる時期です。

この敏感期を上手に活用すると
子どもの才能をぐ~~~んと
伸ばしてあげる事ができます。

次回は
具体的な『敏感期』の子育てをお伝えします。

これを知っているとイライラしなくなって
子どもとのコミュニケーションも
すごく改善されると思います。

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