2021-03-24
<カード学習について:その2>
昨日のカード教材のお話の続きです。
どうでしょうか?お子さんはカードを
じっとみてくれましたか?
こんな質問をいただくことがあります。
『カードを嫌がってみてくれません。』
これはあるあるなんですね。
カードを見せた瞬間に拒絶反応にもにた
嫌がり方をするお子さんがいるんです。
そんな時、お母さんがどんな感じで
カードを与えているか観察すると・・
まあ、カードの見せ方がしつこいですね。
このようなお母さんは素早くカードを見せることに
疑いを持っています。
素早くカードを見せられると
よく見えないし、覚えられないと思っているんです。
そして、カードを使って
文字や数字を覚えてもらおうとするからしつこいんです。
小さい子どものカード学習は脳の活性化が目的なので
文字や数字を覚えることは二の次なんです。
ですから、カードの内容は記号でも人の顔の画像でも
なんでもいいのです。
カードをじっとみる
視覚的に一瞬で情報をゲットできる能力を育てることが目的です。
ゆっくり、猫の絵を見せて
『ほら、猫ちゃんだね。ニャンニャン、猫ちゃんだよ、猫ちゃん』
で、もって、今度は裏の漢字の『猫』を見せて
『猫・ね~~こ・ね~~~~~こ』
なんてやっていたら、子どもはうんざりするんです。
子どもがカードをみてくれない
悩みがある人は
素早く見せる!素早く終了!しつこくしない!
これをやってみてください。
そして、字が読める、数字がわかるなどと
カード学習に見返りを期待してはダメです。
淡々と続けていると・・・
必ず、教えていない漢字を絵本から拾って読んでしまう日が
訪れるので焦らないことです。
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