第196号<カード学習について:その3 いつまでやるの?>

2021-03-25

<カード学習について:その3 いつまでやるの?>

前回、前々回に引き続きカード教材について書きます。

カード学習を頑張っているお母さんは
教育熱心な人たちばかりです。

そして、試行錯誤の働きかけをやっているので
色々と悩んでいる方も多いです。

働きかけを試行錯誤するのはいいことです。

私も実際、色々と自分の子どもに試したわけですが

アドバイスをするならば・・
子どもが嫌がる働きかけは何かやり方が間違っている場合
が多いので
早急に修正しましょう。

どんなに良い方法と言われても
それで成功者が出ているとしても
あなたの子どもが嫌がる働きかけは効果がありません。

工夫して子どもが喜んでできる働きかけに
していかないとダメなんです。

さて、
「カード学習はいつもまでやるんですか?」
と言う質問をいただきました。

答えは子どもに与えたい情報があれば
いつまでも与えていいです。

しかし、私の経験から
赤ちゃんの時からカード学習を日常的に取り入れて、
読み聞かせをしっかりやってる子どもは
2歳、3歳で一人読みができるようになります。

つまり、
自分で絵本が読めるようになると
自分から情報を取りに行けるようになるので
カード学習のような受け身の働きかけは必要なくなります。

一人で絵本を読んでいたり知らない間に
色々なことを覚えていたら
カード学習に区切りをつけてもいいかもしれません。

新しい情報を入手する方法として
継続的に使用したいと言うのであれば
この限りではありません。

カード学習で知識をつけさせたい
子どもも楽しんでいるのであれば
無理に止める必要もないと思います。

カード学習の1つの区切りは

1、道を歩いて、看板や注意書きを読める

2、いつの間にか絵本を一人読みしている

3、新しい絵本でも1回で一人読みできる、音読ができる

です。是非、参考にしてみてください

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