第259号<『お話の記憶』に強くなる絵本>

2021-06-22

<『お話の記憶』に強くなる絵本>


先週、『お話の記憶』について
メルマガを書きました。

『お話の記憶』は
難関校ほど出題される傾向があり

問題の難しさは
大人が思っている以上です。

対策としては
日頃から読み聞かせをしてあげること

読み聞かせを日課にしている
ご家庭の子どもさんは
割と早くに解けるようになると思います。

さて、『お話の記憶』の問題は
子どものどんな能力を見極めるために
出題されるのでしょうか?

それは子どもの
観察力と記憶力・集中力です。

では、どんな絵本を子どもに与えたら
観察力・記憶力・集中力
がつくのでしょうか?

おすすめしたい絵本は

・大きなかぶ

・ぐりとぐらシリーズ

・そらいろのたね

こんな感じの絵本です。

昔からの絵本で
親御さんも馴染みがあると思います。

これらの絵本に共通するのは
登場人物が多いことです。

お話の進み方は
最初は登場人物が1から始まり
どんどん増えていくパターンです。

他にも沢山の登場人物が出てくる
仲間がどんどん増えていく
どんどん移動する場所が変わる
こんな感じのお話は
幼児絵本のテッパンです。

本屋さんでも図書館でも山ほどあります。

ぜひ、これらの本を読んであげた後に
パタンと絵本を閉じて
子どもに色々と聞いてあげてください。

このような地道に訓練していくと
『お話の記憶』のような問題に
悩まされることはなくなります。

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