第420号<素人でも疑問に思うソーラーパネルの環境問題>

2022-2-2

<素人でも疑問に思うソーラーパネルの環境問題>

ここ数年こそ
ソーラーパネルの問題を
ニュースでよく見かけます。

美しい田園風景が
一面のソーラーパネルになり


緑豊かな山を禿山にして
ソーラーパネルを設置したり

ニュースやテレビの報道で
危険な状況を目にすることが
多くなりました。

国内にそこそこパネルが
普及してきたために
様々な問題が出てきたのだと思います。

それまで気付かなかったデメリットが
数が増える事によって
年数を重ねることで
色々な問題が
露呈してきました。

思えば、ソーラーパネルって
30年以上前からありました。

私は割と早い段階で知っていて
いち早く屋根の上にパネルを設置した
親戚に随分とオススメされた事もあります。


その親戚の家のお嫁さんは
環境問題に熱心で
ドイツに視察に行ったり
食べ物も徹底的な
無農薬野菜にこだわっていました。

自宅の屋根には最新のソーラーパネル
出されたお茶菓子はさつまいも(無農薬の)

ソーラーのおかげで
いつでもお湯が出てくると
自慢していましたが・・・

当時の私が思ったのは・・

いくらで設置したの?
耐用年数は何年?
部品交換になったらどれくらいかかる?
家のメンテナンス(屋根塗装)はどうする?
そもそも屋根にのせて重量大丈夫?
廃棄処分する時はどうするの?
火災が起きた時はどうなるの?
売電って一体、何年で元が取れるの?
安定的供給はできる?

30年前だってこれだけ疑問がありました。

でも、そこは嫁ぎ先の親戚ですから
ほぼ他人です。
「素敵ですね。」と言いながら
心の中で
「こんなもの普及するわけがない。」
と思っていました。

現在は政治家も推進する人がいるし
自治体によっては
補助金がでたりするので
設置しやすくなったかもしれませんが

当時の私の疑問は
未だに何一つとして
クリアになっていません。

何かを導入する・購入する時は
何年使えるか?
メンテナンスにどれくらいかかるか?
廃棄する時はどうなるか?

最初から最後までを
しっかりと考えておかないといけません。
補助金システムがあると
高額のソーラーパネルや
電気自動車を購入しやすくなりますが
物には寿命というものがあります。

最後にはどのように処分されるべきなのか
そんなことまでしっかり考えて
購入を考えるべきだと思います。

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