第556号<子どもに終戦記念日を教えてますか?>

2022-8-15

<子どもに終戦記念日を教えてますか?>

本日は終戦記念日です。

小さいお子さんをお持ちの
ご両親は若いので
ピンとこない方も多いかと思います。

この私でも
生まれた時には
祖父はとうの昔に戦死していて
実際に会ったことも
話をしたこともありません。

なにしろ、亡くなった父が
3歳の頃に戦死していますから
私が知る由もないわけです。

父の妹の叔母に至っては
祖母のお腹の中にいた時に
父親を亡くしていますから
実父に実際に会ったことも
ありませんでした。

祖母はあまり多くを
口にしませんでしたが

考えてみると
小さい子ども(父と叔母)を二人も抱えて
生きていくわけですから
並大抵の苦労ではありません。

父親を戦争で亡くした
父も叔母も相当に
苦労したのではないかと
想像できます。

祖母が生前、機会があれば
靖国神社に行きたがっていたこと

丁寧に先祖供養をしていた
父親の姿から
想像する事しかできませんが

もっと祖母や父が生きているうちに
話を聞くべきであり

自分で歴史をしっかりと
理解するべきだったと悔やまれます。

私の年代でも戦争のことは
よくわからず
実感もありません。

きっと、今の若い世代には
私よりもっとピンとこない話でしょう。

しかし、このような歴史認識は
風化させてはいけないし
教科書に載っていない事実も
多く存在します。

ですから、常に勉強は必要で
自分で情報を取りにいく
必要があります。

お盆の帰省で
お墓参りに行く方も多いでしょう。

是非、この機会に
自分の先祖の事を思い出し

会った事がない2代、3代、4代先の
先祖まで想いを馳せてほしいです。

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