第578号<手作り作品の価値をちゃんと理解して欲しい>

2022-9-14

<手作り作品の価値をちゃんと理解して欲しい>

最近、よく見かける
手作り作品のサイト

私も素敵なボールペン
フランスの生地で作ったポーチや
ポップアップのカードを
購入しています。

20年以上、クラフト、
特にペイントを
自宅教室やカルチャースクールなどで
教えてきた者としては

この手作りサイトの作品をみると

かなりリーズナブルな設定になっていて
作者の労力や制作にかかった時間から
換算すると
「こんなに安くって大丈夫?」と驚きます。

ですから
オンリーワンのお気に入りを
購入できた時は
すごく得した気分になります。

しかし、世の中には
常識を知らない人たちがいて
何か買う前に値切ることを
当たり前にしている人がいます。

値段も値段ですし
これ以上安くしてもらうのは
心苦しいと思うのが当たり前で
やはり、こういう時は
値切らないでしょ?

とりあえず値下げ交渉してみようかと
1回だけメッセージを
送ってみるだけならまだしも

しつこく交渉して
挙句の果てに作家を貶めるような
メッセージを送るって

人としてどうかと思います。

何万円もする作品ならまだしも
私がTwitterでみた投稿は
たったの1800円の作品を
執拗に値切っているんです。

値下げに応じられないと
出品者がコメントすると
材料費は300円くらいなのに
ひどいみたいなコメント入れてくるし
ホント、バカなの?

だったらあなたが
自分で材料を300円で準備して作ってみろ!と
言ってやりたいです。

こういう価値のわからない人には
大切な作品を売らなくてもいいですよ。

出品者はもっとお客様を
選んでいいと思います。

購入する側も
最低限のマナーを守って
気持ち良い取引をするのが
大人だと思います。

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