第608号<急増!不登校の子どもたち>

2022-10-30

<急増!不登校の子どもたち>

先週のニュースから
文部科学省の報告によると

全国の学校を対象に
2021年度実施した
「問題行動・不登校調査」の結果が
かなり深刻なことがわかりました。

病気や経済的理由などとは異なる要因で
不登校になった
小中学生の調査で

30日以上登校せず「不登校」と
判断された子どもたちは
なんと!!24万4940人

小中高と特別支援学校の
いじめの認知件数は
61万5351件

これらの数字は
過去最多ということなんですね。

この数字は
いつ、自分の子どもが
いじめや不登校になってもおかしくないレベルで
非常に身近な問題であると思います。

新型コロナによる影響などで
いじめが大幅減少した
前年度は51万7163件
これらの件数を比べると
かなりいじめが
増えていることがわかります。

原因として

全国一斉休校が明けて
部活動や学校行事の
活動が再開されことが、
原因らしいのです。

子ども同士の交流の機会が
増えたことなどが要因だとすると

子どもたちのコミュニケーション能力が
著しく劣ってきたのでは
ないかと思うのです。

折角、学校に通えるようになったのに
人間関係で面倒なことに巻き込まれて
いじめにあう、不登校になるなんて
かわいそう過ぎます。

私の周りの知り合いも
結構、不登校の子がいます。

文科省は、
コロナ禍による行動制限などで、
人間関係や生活環境が変化したことが
影響したとみていて、
「心のケアを中心とした早期の対策が必要だ」
と言っているようですが

これでは実際、
どのように対応したらいいのか
わかりませんし
もっと、具体的な取り組みを
アナウンスして欲しいものです。

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