幼児教育 生後0−3ヶ月の赤ちゃんの働きかけについて

子育てには日常の働きかけが大切です。最近ではお腹の中に赤ちゃんがいる頃から一生懸命子育ての事を勉強しているご両親も多いです。夫婦で赤ちゃんが生まれてからの子育て方針や分担などを決めておくことはとても大切だと思います。  

0−3ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、働きかけ


家族が増えてリアル子育てが始めるわけですが、
やはり本で勉強したこと、
知人から聞いたことが
実際の子育てと当てはまらない事があります。

出産直後で色々と子育てにナーバスになっているお母さんもいます。
良い子育てをするには
まず、お母さんの体調を回復させることが第一です。

お母さんが元気で明るくければ
子育てだって楽しくうまくいくに決まっています。

そして、あまりよその子と比べたり
ネットで拾った情報ばかりに一喜一憂しないことも大切です。

なぜなら、3歳4歳くらいまでは
子どもによって成長に個人差があるからです。

自分の不安や心配事は
実際に自分で行動して確認をするクセをつけましょう。

たとえば、定期検診などを利用して
実際、医師や保健婦に相談する
ジャンルを問わず沢山の本を読む
コミュニティに入るなど

自分で子育ての不安を解消するクセをつけると
よその子と比べて焦る必要はなくなります。

常に視野を広く持ち子育てに関わることが大切です。

さて、
今日は0−3ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、働きかけについて書きます。
是非、実際に行動に移してみてください。

0-3ヶ月の赤ちゃんの食事


赤ちゃんが生まれて3ヶ月
そろそろ『お食い初め』の月齢です。

それまでミルクやお白湯がメインだったのが
少しずつ色々な食材をお腹に入れる時期に入ってきました。

『お食い初め』のお祝い以降
赤ちゃんの食事は徐々に色々な食材を
ペーストやジュースにして与えます。

今はかなり美味しいベビーフードもありますが
ここは手作りにも挑戦して欲しいです。
手作りしてみて気づくことも沢山ありますから・・

凝ったものを作る必要はありません。
是非、お母さん自身で
手作りのペースト・ジュースなんかを作ってあげて欲しいです。

手作りの良さは
当然ながら出来たてほやほやの状態で
子どもの口に運んであげることです。

素材そのものを味わってもらえることも
手作りならではの良さですね。


赤ちゃんもお話します。喃語を発する時期




生まれたばかりの頃は
オギャーオギャーと泣くばかりだったのに
段々と
「ウーウー」「アーアー」という喃語(なんご)を発するようになります。

生まれて3ヶ月頃から
機嫌が良いと笑顔で何か喃語を発するようになります。

そんな時は子どもの調子に合わせて
一緒に会話をしているような働きかけをしてあげてください。

当然、3ヶ月の子どもが話す喃語の意味はわからないのですが
コミュニケーションの第一歩として
相槌を打ったり、話を合わせて
語りかけることが働きかけの第一歩です。

要注意!指しゃぶり、寝返り



生後3ヶ月頃になると
指しゃぶりも盛んになるでしょう。

そして、早い子は寝返りを打てるようになります。
そろそろ目が離せなくなってきますね。

この頃の赤ちゃんは
朝できないことがお昼や夕方にできるようになる場合があります。

気をつけたいのが指しゃぶり
常に指をしゃぶっている子は
その癖をやめさせた方がいいです。

この指しゃぶりは厄介で、いずれ歯並びに影響してきます。

そして、寝返りも注意が必要です。

子どもの能力を甘くみていて
「まだまだできない!」と油断していると
いきなり寝返りをうってベッドから落ちてしまったとか
タオルやシーツが体に包まって
危険な目にあったとか
そんな話は昔から聞きます。

十分に気をつけてあげましょう。

子どもの五感を満遍なく鍛える方法


子どもの五感は満遍なく
育てるのが良いとされています。

当たり前ですが
通常の生活をする事で五感は満遍なく育ちます。

しかし、生活様式によっては
かなり偏りが見られるケースもあります。

その一例が終日ゲームに明け暮れたり
一日、人と接触しなかったりすることが挙げられます。

現在は五感を鍛えなくても生活を送ることもできるのです。

ですから、子どものうちは
心掛けて五感を鍛えるような働きかけをするべきです。

では、どのようなことをしたら
五感を鍛えられるのでしょうか?

五感を育てる(その1 視覚で脳を活性化)

働きかけのチャンスは子どもが何かをじっと見ている時です。

子どもは目を覚ましている時
1日のうちに何度も何かをじっと見つめている時があります。

このじっと見ている時が五感を鍛えるチャンスです。

幼児教育の世界では
子どもが何かをじっと見つめている時に
何か動くものを見せると脳が活性化すると言われています。

例えば、ベッドの上に吊るすモビールなどが良い例です。

クルクルと回るカラフルなおもちゃを
子どもはじっと見つめます。

この時に情報カードを見せても
モビールと同じ効果が期待できます。


カードを見せる時間は時間にして30秒から1分ほどです。
子どもが目を逸らしたらカードを見せるのは中止です。

モビールの代わりに色々なカードを素早く見せることは
子どもの脳の発達にも有効です。

五感を育てる(その2 耳を鍛える)

日中は童謡(日本語、英語)をBGM代わりに一日中流して
時々、お母様も一緒に歌ってください。


この時に歌が上手い下手は関係ないです。
音域が狭いとか音程が外れるとかも関係ないです。
お母様の声で歌を歌うことが大切なんです。

この時期の子どもはお母様の声に一番反応をします。

子どもが喃語を発している時に
語りかける
、相槌を打つなど
兎に角、お母様の声をたくさん聞かせてあげましょう。

五感を育てる(その3 スキンシップで感情豊かな子に)

子育てにはスキンシップも当然大切ですが
さらに効果的にするのであれば

抱っこしている時は手の平や足をマッサージしながら抱っこすると
脳が活性化すると言われています。

心地よいスキンシップは
安心安全の環境になり
子どもの感情も豊に育ちます。

最近はベビーカーばかりを使用しています。という
ご家庭も多いかもしれません。

急いでいる時、時間がない時は
やはり便利なものに走りがちですが

子育て期こそ時間に余裕を持って
子どもも親も焦らない、急かさない
濃いスキンシップを心がけましょう。

五感を刺激するスキンシップのまとめ


*食べ物、飲み物で味覚を育てる
*耳からお母様の声や音楽
*手足をマッサージ
*カードで視覚的な刺激
*部屋の換気をこまめにする、または外に出たり、
 ベランダでお日様に当たるなど、嗅覚にも訴える

スキンシップに難しいことはないです。
お母さんが気持ちに余裕を持って
子どもに接することが
良いスキンシップです。

仕事をしながら
下の子、上の子の面倒も見ながら
加えて家の事もやるわけですから
気忙しくなるのは当然です。

しかし、そのような気忙しさを
子どもに悟られないように接する事も
良いスキンシップをする心得です。

最後に(まずはお母さんのイライラを無くしましょう。)

子どもを産んで3ヶ月くらいが
1番母親の精神状態が不安定になります。

子どもを心配するのは当たり前です。
でも、心配しすぎはよくないです。

また、極度に神経質になる必要もありません。

イライラが止まらなかったり
なぜか?もの悲しくなったり
心が不安定になった時に
何でも相談できる人を身近に置くのも一つの手です。

良い子育てをするために
まずはお母さんのイライラを無くすことから始めましょう。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です