日本の親は全員ネグレクト? 言葉の暴力の影響とは

先週のニュースを読んでいたら

アメリカに比べたら
日本の親は全員ネグレクトだ!
と言う記事を見つけました。  

ムムム・・・
これは興味深い!!

アメリカと日本の感覚


さて、みんなが知っていると思う
ネグレクトですが・・・

『児童虐待、障害者虐待、高齢者虐待、患者虐待のひとつ。
子供に対するネグレクトは育児放棄(いくじほうき)、
育児怠慢(いくじたいまん)、監護放棄(かんごほうき)とも言う。

また、ペットの飼育放棄(しいくほうき)に対しても指すことがある』

ウキペディアより

当然、アメリカと日本の子どもを取り巻く環境は違います。
銃社会のアメリカからしたら
子どもを一人にしない
社会で子どもを見守る体制は絶対に必要です。

ですから、
保護責任者である親には、
子どもの生命を守る義務があり
怠った場合は通報もされますし、
ペナルティーも課せられるわけです。

13歳未満の子どもを一人にさせたら
地域社会一丸となって守る体制ができています。

ですから、
ちょっとお庭で一人で遊ばせていたりしても
通報されるし
自宅で一人で留守番させていても通報の対象です。

記事によると
ハワイ旅行中の日本人の母親が
子どもをホテルに残して
買い物に出かけて
通報されたと書かれていました。

この日本人の母親も母親ですが・・・

それだけ日本とアメリカの認識の違いはあるのでしょう。

日本人親は全員ネグレクト?


アメリカ基準では
日本人親は全員ネグレクトらしい

とにかく子どもを一人にしない
社会で見守る、
過保護体制が定着しているアメリカから見たら

『初めてのおつかい』なんてとんでもない話です。

小学3年生から塾に通っている子どもは
一人で電車に乗って塾に行き
夜は電車に乗って一人で帰ってくるのが
当たり前になっています。

それもこれも日本だからできることなのかもしれません。

日本の親がやりがちな心理的虐待


記事で注目したのは
日本の親がやりがちな心理的虐待についてです。

簡単に言えば言葉の暴力です。

『ダメね。』
『まだ、できないの?』
『バカね!』
『あんたなんか産まなければ良かった』
『よそのお家の子にしちゃうよ。』
『どっか行っちゃえ』
『ゴミッ』

なんか心当たりないですか?
うっかり、感情に任せて言いがちですよね。

これも立派な心理的虐待・ネグレクトです。

言葉の暴力はたちが悪い

言葉の暴力って
感情に任せて言いがちですよね。

研究によると
このような言葉を浴びせられ続けると

親から人格を否定されたわけですから
自尊心はズタボロです。

そして、ある研究では
定期的に暴力的な言葉をかけられて育った子どもは、
聴覚に障害が生じたり
知能や理解力の発達にも
悪影響が生じることが報告されているそうなのです。

これはヤバイです。

それよりも何よりも
心のダメージは半端ないですから
深刻な後遺症になりかねません。

この言葉の暴力の深刻さが

福井大学とハーバード大学の研究結果によると
身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、
言葉の暴力に接してきた人の
脳をMRIの結果が・・・・

なんと、身体的暴力を見てきた人は
脳の萎縮率が3.2%だったのに対して、
言葉の暴力は19.8%と・・・・・

まあ、びっくりで、
私も何度も記事を読み返しましたよ。

言葉の暴力って本当に怖いですね。
当然、叩く、蹴るなどの暴力は
絶対に許してはいけませんが・・・
言葉の暴力のたちの悪さが
お分かり頂けたと思います。

何気ない言葉で
子どもの脳や心にダメージを与えているとなれば
大袈裟かもしれませんが
アメリカくらいの厳しさで
子どもを守らなければいけません。

言葉には気をつけないと・・・


周りを見回すと
言うことをきかない子どもに対して

『◯◯してあげないわよ。』とか
『なんで、できないの?』とか

当たり前に使っていると思います。

しかし、よく考えて見ると
大人である自分が
そんな言葉を誰かに言われたら
ムッとすると思いませんか?

大人が言われてムッとする言葉は
子どもだって言われたらムッとするわけです。

気分がダウンするような言葉は
そもそも脳や心に少なからず影響をしている事を
考えて子どもに接するべきですね。

我々の脳にだって影響があるはずです。
絶対に阻止しないといけません。

記事のタイトルだけ見たら
大袈裟だな・・・
アメリカと日本で比べたって・・・
と思ったのですが

将来ある子どもたちの成長に
大きく影響する問題です。

言葉の暴力は絶対にやめましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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