幼児教育と産後うつについて

なんとなく気持ちが沈む
生まれたばかりの子どもが可愛いと思えない

産後うつという言葉ありますが
抱えている人は深刻です。  

『産後うつ』を後回しにしないで


小さい子どもの世話をしなければいけないので
ご自分の辛い状況を
後回しにしている状況の方が多いです。

小さいお子さんをお持ちの方は
新型コロナウィルスの報道で
かなり敏感になっていると思います。

それに加えて
何となく憂鬱な状態が続いている・・・
産後うつの状態ですと
さらに気分がダウンです。

出産した母親の10人に1人が『産後うつ』と言われています。
大切な事は「早期発見」です。

『産後うつ』発症の時期は?

産後うつが発症する時期は
個人差があるとされていますが

国の調査では、
出産から2週間後がピークに
1ヶ月という短い期間に
リスクが高まることが分かってきました。

産後うつをどう発見し、
悪化を防ぐのか考えてみました。

将来がわからない事だらけのストレス


産後退院をして
泣き止まない赤ちゃんをあやしたり、
3時間おきに授乳したり
産後、初めての子育てを経験するお母さんは
赤ちゃん中心の生活へと一変し
そのストレスは今までのそれとは
全く違います。

産後はホルモンバランスが急激に変化するため、
精神の安定を崩しやすく
産後うつの症状が出やすくなるのでしょう。

症状が悪化した場合、
感情のコントロールが難しくなり
子育てが喜びを見いだせない場合もあります。

場合によっては
子どもに怒りをぶつけることも・・・
これは絶対にいけませんね。

今年に入って
知り合いのお嬢さんが出産をしました。

里帰り出産をして
家族で産後のフォローをしている姿は
聞いているだけで大変そうですが

彼女のお嬢さんはラッキーだと思います。

家族がみんなでフォローしてくれているし
大変な家事をしなくてよく
赤ちゃんの世話に専念できる体制があるのですから・・・

しかし、多くの若いお母さんたちは
恵まれた環境にない場合もあります。

さらには
このようなコロナ騒動で
余計に気持ちがナーバスになっています。

精神科医からのアドバイスは?


精神科医からアドバイスを聞いたところ
ポイントはシンプルに

・産婦人科に相談する
・精神科に相談する
・処方されたら薬をちゃんと飲む
・無理をしない
・完璧を求めない

文字に起こせば簡単ですが
これが難しいのです。

付け加えるとすれば
周りの人間が
親・夫・兄弟・親戚・友人が
“産後2週間”をしっかりみてあげる

そして、
お母さんの異変に早くから気付き、
医療機関のカウンセリングや
治療につなげていく事が大切です。

本人は一生懸命で気付かないかもしれません。

客観的に見てあげられる
周りの人間が小さな変化も
『大丈夫・平気』と思わない事です。

1ヶ月検診を2週間に・・・


早期発見を担うのが、産婦人科医院です。

出産後の健診は
生まれてから1か月が一般的なところですが
2週間後にお願いすることも大切かと・・・

とにかく
大した事がない、頑張ればなんとかなるで
済まされない状況にもなりかねません。

産婦人科医→精神科医→助産師・保健師の
連携を強化している自治体もありますが
まだまだ、稀なケースです。

ですから、
正しく認識して
少しでも気分のムラがある場合は
相談する事

また、お手伝いをお願いできる家族がいるのなら
丸投げするくらいお願いして
難しいかと思いますが
神経質にならない事です。

お母さんは授乳だけに専念するとか
とにかく、ゆったりと構えて欲しいです。

精神科を受診したがらない理由


授乳中の薬の使い方にも注意がいるので
母乳で育てたいと思っている方は
精神科から処方してもらう薬に消極的になったり

産後うつはそのうち治ると思って
その時を我慢して待っている人がいたり
これがずっとうつを長引かせる原因なのです。

私は子どもの家庭教育がとても大切だと思っています。
それも3歳までがとても大切だと思っています。

そして、家庭教育の主役は子どもとお母さんです。

そのお母さんが元気でなく
ニコニコできないのであれば本当に悲しい事です。

子どもの適齢期にママのパフォーマンスを合わせる


子どもの能力が一番伸びる時に
お母さんのパフォーマンスが下がっているのでは
伸びるものも伸びません。

子どものためにも
お母さんのためにもいつも笑顔でいて欲しいです。

ですから、産後間もない方で
気分にムラがあったり
育児が心配でたまらなかったり
落ち込んで赤ちゃんの笑顔にも
幸せを感じないのであれば

とにかく、早く専門家に相談して欲しいです。

うつの悩みは1人で抱えて悪化させたり、
自然に治ると思って放置するケースが
とても多いです。

SOSは絶対に無視しないで
本人はもちろん、周りの家族も
しっかり見守って欲しいですね。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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