コップの話があります。
ご存知の方もいるかもですね。
最近、色々な子育ての相談を受けて
お話を聞くのですが・・・
相談者のお母さんたちである共通点に気づきました。
今日はそんなお話をしたいと思います。
Contents
子育て相談の共通点
子育てに限らず
夫婦関係
友人関係
人と関わる悩みについて
相談をされる方の共通点があります。
それは自分が満たされていないということです。
相談内容は
子育てのことや
子どものことが多いのですが・・・
聞いていて
『それって子どもの問題ではなくって
お母さんの問題では?』と
思う事が度々あります。
問題は子どもではない
先日も
幼稚園の子どもの生活
習い事が気になって仕方ないとのご相談
4歳で、すでに4つの習い事
その全てにおいて他の子より遅れをとっているとのこと
習い事が多すぎて力が分散しているかと思ったのですが
子どもは習い事を楽しんでるというのです。
習い事を減らすことは考えていない様子
もっと言えば、
さらに何か習い事をさせたいような勢いです。
ここでの問題はなんでしょうか?
・習い事は減らしたくない
できるなら今後もっと増やしたい。
・子どもは喜んで習い事をしている。
・でもお母さんが子どもの結果に満足していない。
これって子どもの問題でなくって
お母さんの問題なのがわかりますか?
ストレスを子育てでなんとかしようとしている
この場合は
お母さんが子どもに関係なく
しなくて良い心配をしています。
子どものふんどしで相撲をとっている感じです。
このような場合のお母さんは
自分に満足していないケースがほとんどです。
自分の不満を子どもの結果にすり替えています。
お母さんに自信がない。
お母さんがストレスを感じている。
お母さんが育児を楽しんでいない。
お母さんんが人と比べる事で満足している
または人と比べられて育ってきた。
このご自分のストレスや不満を
子どもに代理で晴らしてもらおうとしているのです。
自分の心のコップがスカスカで
それを子どもに代わりに満たしてもらおうとしているのです。
『勉強しなさい。』
『片付けなさい。』
『あれやりなさい。これやりなさい。』
とにかく命令口調でいう時は
相手ではなく
自分が満たされていない場合があります。
コップの水の話
コップのお話を聞いた事がありますか?
人間のコップに水が入っています。
コップは満たされて溢れないと
他人のことを考えてあげられないのです。
心のコップが満たされていないということは
何かに不満がある
ストレスを感じている
こんな感じでネガティブな感情が枯渇させているのです。
時に人はその足りない水を溢れさせるために
自分が努力するのではなく
他人のせいにしたり
他人の力を借りて
自分のコップを満たそうとします。
しかし、これは間違っています。
自分の心のコップは自分でしか満たせません。
自分で満たしたコップから水が溢れ出して
初めて他人に優しくなれたり
心に余裕ができたり
ポジティブになるわけです。
ですから
子どもの習い事の結果を気にするお母さんは
子どもの結果で
自分の心のコップを満たそうとしている
間違った考えを持っています。
子どもが習い事を嫌がっているのならまだしも
楽しみにしているわけです。
習い事にワクワクして通っているのに
もっと結果を出しなさいとか
もっと練習して一番になりなさいとか
水を差すようなことは言ってはいけません。
自分のコップは自分で満たす
子どものことで悩んだり
子どもの出来不出来で一喜一憂するお母さんは
自分の心に手を当てて
自分のコップは満たされているかどうかを
考えてみましょう。
自分の問題を子どもに持って行かない
子育てをしていると
親子の信頼関係がぐ〜〜んと強くなります。
そうなると
お子さんの結果も違ってきます。
自分の問題を子どもに向けない
先ほどの自分の心のコップを
他人に満たしてもらおうとしている話ですが・・・
これが相手が大人だったり
中学高校生だったりしたら
反論もできます。
言い争いになったりするかもしれません。
時には関係が終わってしまうこともあるでしょう。
よく言えば、
こういう人とは付き合わなければいいわけで
逃げ道があります。
しかし、子育てにおいて
お母さんは子どもにとっては一番の存在です。
自分のモヤモヤを
小さい子どもに向けてしまうと
彼らは抵抗できませんし
逃げることもできません。
この重圧がどれだけのものかを考えて
いつも、自分の気持ちをポジティブに保つように
できるといいですね。
でも、自分の心のコップを満たす方法ってあるのでしょうか?
心のコップの満たし方
自分の心のコップを満たす事ができるのは自分自身です。
- いつも誰かに不満を持っている
- イライラしている
- ストレスが溜まりやすい
- 人の悪口が大好き
- 人の悪口を聞くのも大好き
- 物事をなんでもネガティブに考えやすい
こんな方はコップが枯渇状態です。
*Stop悪口
人の悪口を言うのこ聞くのもやめましょう。
ゴシップ記事やニュースもストップしましょう。
*自分のために何か始めましょう。
夫のためでもなく、子どものためでもない
自分のための何かを始めましょう。
習い事なんて大袈裟にしなくてもいいです。
- 自宅で瞑想をする
- 好きな線香を炊く
- お風呂でリラックス
- 片付けをする
- 子どもとお昼寝をする
- ペン字の練習など・・・
*自分を褒めてあげましょう
お母さんはいつも頑張っています。
ですから、いつも自分をよくやっている!と
心から真剣に褒めましょう。
あなたはそれに値します。
*ネガティブはハサミでカット
感情がネガティブになってきたと感じたら
こんなイメージをしましょう。
ハサミでネガティブをカットして切り落としてしまいます。
スパッと!!!
これは訓練するとだんだん上手に
切り落とす事ができるようになります。
*褒める事を思い出す
今日一日の子どもを見ていて
褒められることを5つ思い出す。
小さい子は絶対に5つ以上は褒められることをしています。
ないと思う人は・・・
- 1時間以上泣き続ける強靭な体力・根性
- 絶対に人参を食べないこだわり
- 寒さにも負けずにお漏らしした
- 平気で嘘つく役者顔負けの演技力
- ダメと言われてもやっちゃう好奇心
こんな感じで笑いにかえてしまいましょうね。
子どもとの関係がポジティブになると
心配しなくともその子の才能は開花してきます。
習い事の上達や他の子と比べてどうかなんて
気にならなくなります。
子どものことを信じてあげましょうね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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