先日、ある方に思いもよらなかったことを言われました。
青木さんは声がいいですね。
非常に聞きやすいです。
正直、えっ?そうなの?
と言われてびっくりしました。
私は英語の勉強をする時に
必ず自分の声を録音します。
ビジネス英語の教室では
Japan Timesの記事を
毎週暗記してみんなの前で発表しなければいけません。
ですから、
毎週、涙ぐましい努力をしているのです。
自分の音声を録音して確認するんですが
なんとなく聞き慣れないというか
初めて聞くような声に違和感があるんです。
あまり好きな声でもないし
もっと高音で男性ウケする声とか
もっと音域が広かったら
カラオケでキーが高い曲も
余裕で歌えるかもしれないって
思うこともあります。
そんなコンプレックスがあった声を
誉められたもんだから
びっくりしたので
私はこう答えてしまいました。
『えっ!そうですか?
自分の声ってあまり好きではないんです。』
バカですね・・・
こんなこと言う必要ないのに・・・
元々、思考がネガティブ寄りなので
気をつけているんですが
その悪い癖が出てしまったのです。
私は亡くなった父に
否定された事もない代わりに
褒められた事も一度もないんです。
ですから、誰かに褒められると
こそばゆい感じがして
ついつい、自分を卑下するような
日本人特有の謙遜をしてしまうのです。
こういう時は
素直に
「ありがとうございます。そう言っていただいてすごく嬉しいです。」
って言えばいいんです。
気をつけているのに
長年の思考のこびりつきは
ちょいちょい出てくるからタチが悪いです。
また、ある時もこんな事がありました。
昔、こちらからお願いして
師匠になっていただいた方がいました。
色々なことを教えていただいて
大変厳しかったのですが
ある日、師匠にあることを指摘されたんです。
しかし、それは師匠の勘違いで
私の中では
師匠に言われた事は
ちゃんとやっているし、
自分なりに努力してやってきた事を
まるで全くやっていないように言われたんですね。
これには内心
『ちょっと待ってよ!』って思ったんです。
師匠の
忠告を全て聞いた後で
多少なりとも弁明をしたいと思った私は
こう切り出したんです。
「お言葉ですが・・・」 😥
そこからは師匠の逆鱗に触れまして
「お前にはものを教えたくなくなる。」と言われたんです。
師匠が私より若いって事もあったかもしれません。
私はそんなつもりもなかったのですが
何か潜在意識の中に
つまらないプライドのようなものや
こちらだって一生懸命やっているんだから
認めて欲しいと言う気持ちがあったのかもしれません。
でも、こんな時は自分を客観的に見ないといけません。
これも訓練しないと
中々できるものではないですが・・
自分が反対の立場に立ったらどう思う?
私だって
「こいつ、生意気だ!」って思うに決まっている。
そして、言いにくいことを
ズバッと言ってくれる人の方がありがたいと思うのです。
真剣にアドバイスしてくれる人は
大切にした方がいいですし
その忠告は大方、間違っていません。
そして、言葉遣いに気をつけないと
損する事もあります。
人の言葉は素直に受け取り
何でも自分の成長にはありがたい事と思うのは大切です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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