オススメ本 久々に泣いた!山口絵理子さんの本

自宅待機は延長になりそうですね。
子育て中のお母さんの イライラはピークでしょうか?

私は今までにないくらい読書ができて
毎日ハッピーな気分になっています。

今日は久しぶりに再読した本で
パワーをもらったので 本のシェアをします。  

『裸でも生きる』

本日のオススメの本

山口絵理子さんの本を読んで
涙しましたよ。 😥 

本当に頑張っているんです。

ずっと前に読んで
再読したのですが、やはり涙しましたね。 😥 

彼女は何をしている人かと言うと
バッグ屋さんです。

バッグを作っている人たちは
中国人でもベトナム人でもなく
バングラディシュの人々です。

私の持っているバッグは
ほとんど『マザーハウス』のものです。

時々、出かける東銀座にこのバッグ屋さんがあります。
ここのバッグはすごく丈夫で
メンテナンスもしてくれます。

品質に惚れ込んで購入していたので
バングラディシュで作られている事は二の次でした。

でも、このバック屋さんを立ち上げた
若き女性起業家には興味があり
手にとった本です。

あの本で益々、
このブランドのバッグのファンになりました。


前の職場はかなりハードでブラックでした。
12時間以上働く事もザラで
大量の資料を持って関東圏の企業を
月に25社ほど訪問していました。

当時、マザーハウスのメンズのショルダーを持ち歩いていました。
ここのバッグは頑丈で
かなりの資料が入る上に
ノートパソコンも勿論入ります。
なのに、全然へたれないのです。

フェアトレードって知っていますか?

フェアトレードとは

日本では途上国で生産された日用品や食料品が、
驚くほど安い価格で販売されていることがあります。

一方生産国ではその安さを生み出すため、
正当な対価が生産者に支払われなかったり、
生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、
生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。

生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、
生産者の労働環境や生活水準が保証され、
また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。
つまり、
開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、
立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

Fairtrade Japan サイトより

私もよくチョコレートを買ったりするのですが・・・
それでも
何となく日本でチョコレートやコーヒー豆を買うことに
違和感がありました。

発展途上国の人たちを助けることになるのであれば
これは良いことです。
これで助かる人がいれば
このチョコレートが思った以上に高くても
それはそれでも良いと思います。

しかし、
私がチョコレートを購入する理由は
フェアトレード商品だからで
例えば、
デパートで売られている数あるチョコレートの中にあったら
どうしても食べたいチョコレートか?と言われれば・・・
やっぱりGODIVAが食べたいと思うのです。

フェアトレードをバッサリ


山口さんの本では
この私の違和感というものを
バッサリと切り込んで表現しています。

フェアトレードと呼ばれる商品を生産している社会の底辺にいる人たちは
悪い品質でも心温かい先進国のバイヤーに買われ
結果消費者の満足にはほど遠い商品が作られ、
かわいそうだからという気持ちで買われ
使われずにタンスにしまわれてしまう。

〜『裸でも生きる』より〜

そうなんです。
フェアトレードはフェアではないのです。

新しいバッグが欲しくなった

発展途上国の人たちにお金が回るためには
フェアトレードのシステムは
ある意味有効ですし、良い商品もあるでしょう。

しかし、どうしてもこのチョコレートが食べたい!
この小物が喉から手が出るほど欲しいではないのです。

本来ならば
特別視されていないマーケットで
勝負をして信頼を築いて
売り上げにつなげるのが
本当の意味での独立だと思いますが

難しい問題が山積みでしょうから
軽々に言えないところもあります。

山口さんと同じくらい努力して
辛い思い、裏切りにあっても立ち向かって
諦めなければ・・・
信頼と品質のブランドを作ることができると思います。

しかし、これはですね。
本を読めば分かりますが
彼女と同じようにはできる人は
そうそう出てこないと思います。

努力が半端ないですから・・・

私が彼女の立場だったら
バングラディシュが嫌いになってしまうかもしれません。
でも彼女はバングラディシュを諦めなかったのです。
本当にすごい!!

読後・・・
何だか新しいバッグが欲しくなりました。
自宅待機が収束して、もとの生活に戻ったら
バッグを買いに出かけたいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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