幼児教育 秋のお散歩 図鑑の前の『かがく絵本』

近所を散歩していたら
大量のネコジャラシが生息していました。  

ネコジャラシって正式名はエノコログサって言います。
イネ科の植物ですね。

穂先が猫のしっぽの似ているから付けられた名前のようですが
ネコジャラシを見ると

自分の子ども時代も、私の子どもたちも
誰かをくすぐってイタズラをした記憶があります。

懐かしのノンタンシリーズ

ネコジャラシと言えば
ノンタンを思い出しました。

ノンタン こちょこちょこちょ

ノンタンってうちの子達が小さい頃は
テレビで放映されていたり、ビデオもあって・・・
シリーズ本も何冊もありました。

結構の冊数持っていて、
たくさん読み聞かせをした思い出があります。

トイレトレーニングから
しつけ全般のお話が絵本になっていて
読み聞かせでよく使いました。

秋は自然観察のベストシーズン


今日は秋の植物がテーマの図鑑のような絵本を紹介します。
冬支度を始める秋は
動物も草木も様々な変化をしています。

ただ、葉っぱが赤くなって黄色くなるばかりでなく
秋の絵本は非常に秀逸で内容が深く、
大人も楽しめる絵本がたくさんあります。

今日は図鑑絵本について書いていきます。

賢くなる秘密道具3選

図鑑が好きな子どもは頭がいいと
『賢い子』に育てる究極のコツの著者 瀧 靖之氏は書いています。

さらに子どもがぐんぐん賢くなる秘密道具として

1. 図鑑
2. 虫取り網
3. 楽器

とあげています。

虫取り網??ってことなんですが・・・
これはですね。
図鑑が好きになった子はほぼ間違いなく本物を見たくなるんです。

うちの子も恐竜に興味を持った時は
福井県の恐竜博物館まで連れていきましたよ。

ですから、そんな時は一緒に出かけて
虫取り網で本物を採取して(この場合は昆虫でしょう。)
図鑑と比べたくなるわけです。

何でも子どもの好奇心の芽を摘んではいけないということなんですね。

さて、図鑑や事典が好きな子は賢くなると言われては
図鑑を与えないわけにはいきません。

早速、図鑑を買い与えないと・・・と思っている
鼻息が荒いお母様もいるかもしれません。

図鑑が子どもを賢くすると言う事は、確かに嘘ではないと思います。

あのホリエモンも
幼少期には祖父母の家に百科事典がずら〜っとあったらしく
片っ端から読んでいたそうです。

さすがですね。

しかし、みんながみんな
ホリエモンのように家に百科事典が置いてあっても
読むかと言えば・・・
ちょっと疑問です。

ちなみに私の実家にも百科事典はありましたよ。
しかし・・・・・って事なんです。

さて、話を図鑑に戻して
図鑑がいいのはわかっているのけれど
全く子どもが興味を持たない場合はどうしたらいいのでしょうか?

今日は図鑑を与える前に与えた方がいい
かがく絵本のご紹介です。

図鑑の前に『かがく絵本』はどうでしょう?


かがく絵本とは
自然の不思議や植物・動物の生態や形状を
精密にイラストで描いている絵本です。

ペイント作家の視点から
この植物を図鑑よりもわかりやすく、描写の技術がすごいと思います。

実は子どもは、写真よりもイラストの方が
植物や動物など自然界のものをイメージしやすいんです。

特に植物は
花が思ったように小さかったり、

実際、雄しべとか雌しべを確認しようにもできなかったり
百合など大輪の花ならば確認できますが
野の花や雑草になったら
あまりにもパーツが小さすぎて確認ができません。

これらは写真でもよくわからない部分であります。

しかし、イラストは画家さんが精密に観察して
大切な物をしっかりと描きますので

しくみをしっかり学ばせたいのであれば
私は最初は『かがく絵本』をお勧めします。

図鑑は重いし高いので、
『かがく絵本』で子どもの様子を見ておくのもいいと思います。

甲斐信枝さんの絵が好きです

今日は秋にぴったりのかがく絵本を新たに紹介します。

今日は私も散歩でネコジャラシを見つけたので
是非、この季節に雑草の観察に出かけて欲しいと思いました。

まずは

雑草のくらし

植物のかがく絵本と言えば甲斐信枝さんです。
かがく絵本で「おっ!」って思うのは甲斐さんの作品が多いですね。

甲斐さんは広島生まれの絵本作家さんです。
1930年生まれで
2016年にNHKで放送された
ドキュメンタリー番組「足元の小宇宙 絵本作家と見つける生命のドラマ」では、
現在住んでいる京都の里山での生活を密着取材していて、当時話題になりました。

とにかく好奇心の塊のような方です。

たかが雑草、されど雑草・・・
私も大人になるまで全く気に留めなかった雑草ですが
現代だからこそ、たくさんの子どもたちに本物と絵本を見比べてもらいたいです。

本当にたねは飛びます

たねがとぶ

これも甲斐さんの作品です。
もう、これはですね。
自分の小さい頃に欲しかった本ですよ。

私が住んでいた所ではよく見かけて遊びました。
当時はたねが弾けて飛ぶのがマジックみたいで楽しかったし、驚きましたよね。

こういう雑草に出会ったら
すぐ確認できる絵本ってありがたいです。

こういう絵本を子どもの好奇心と同時進行で
タイムリーに与えることができるとステキですよね。

どんぐりってこんなに種類があるの?

どんぐりころころ

子どもが小さい頃って
絶対に銀杏の葉を拾って
松ぼっくりを拾ってクリスマスのデコレーションの準備をします。

そして、どんぐりは絶対に拾いますよね?

私もよく自然公園に連れていき、秋のお散歩を楽しみました。

どんぐりって虫が出てくることがあるので
採取してきたら水にしばらくつけておきます。

それからしっかり乾かしてお製作の道具に使ったり
色々しました。

こちらは写真絵本です。
どんぐりってこんなに種類があるの?と大人もびっくりな絵本です。

お天気のいい日はお散歩に出かけましょう


かがく絵本を紹介してきましたが
このような絵本の素晴らしいところは
兎に角、精密な描写がされていることです。

そして学習絵本の役割をしっかり果たしています。
絵をみると写真を見るよりも仕組みがよくわかります。

何より、小さい子が図鑑を手にする前に大変重宝します。

柔らかいタッチや絵の描写は
小さい子どもでも読みやすく、興味を持ちやすいです。

さらに、今回ご紹介した絵本は
雑草や道端や公園に落ちている、生息している物です。

見つけたらラッキーで、お金が1円もかかりません。

アミューズメントパークに家族で行くのもステキなことですが
このように子どもを取り巻くものは
お金をかけなくても
いくらでも楽しむことができます。

全てがアミューズメントパーク並みのインパクトがあります。

是非、お天気のいい日はお散歩に出かけて
自然を堪能できるような機会を与えてあげてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です