私は子どもたちにフラッシュカードの働きかけを与えてきました。
しかし、最近、そもそも本当に効果があるのでしょうか?と言う
お問い合わせがきましたので
しっかりと調べてみました。
右脳の人の脳については
まだよく解明されていない領域の話になりますので
ここでは
どのようなカードの与え方がいいのかをおさらいしてみます。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。
Contents
脳の仕組みから言えること
脳の仕組みついて
医師である子どもたちに聞いてみました。
答えはまだ、はっきりと解明されていない部分があるので
何とも言えないと言う事です。
では、「あなたたちにはフラッシュカードを見せていたが効果を実感したか?」と
またまた馬鹿な質問をしてみました。
答えは
「そんなものわかるわけないではないか!」と当然の答えが返ってきました。
ですから、今、言える事は効果があるかもしれないし
そうでないかもしれない。
昔からこのカード学習は右脳開発に良いとされているわけですが
カードを見せると
IQが高くなるとか
頭が良くなると言われている事は
確固たる証拠もデータもなく
医学的にはわかっていない部分もありますので断定はできないのです。
フラッシュカードが長年使い続けられている理由
では、なぜ
何十年もこのフラッシュカードなる情報カードは
幼児開発の教具として言われ続けるのでしょうか?
それは
使い方によっては効果を発揮しているからだと思うのです。
全く効果がないとか
悪影響であると言うのであれば
それに取って代わる教育方法が
この何十年の間に1つや2つ出てきてもいいのに
30年以上前からずっと情報カードとして存在していると言うことは
ある一定の効果は見込めると思います。
情報の大量インプットに向いているカード
私は我が子たちにもフラッシュカードを与えてきました。
それに対しての彼らの答えは
「効果なんてわからない。」だったわけですが
少なくとも働きかけをした私から言わせてもらえば
効果はあったと思うのです。
幼児期の数年で大量の情報をインプットするのは
中々大変です。
しかし、フラッシュカードならば可能なわけです。
この大量インプットのおかげで
絵本の言葉とカードの内容がリンクされて
どんどん本が読めるようになりましたし
漢字も読めるようになったと思っています。
フラッシュカードの役目は補助教材です
しかし、ここで注意をしなければいけない事は
このフラッシュカードはあくまでも補助教材であると言う事です。
本を読むための補助であり
何か本物を見るための予習の意味での補助でなければいけません。
ここで勘違いされている方は
子どもに本物を見せないで
体験させないでカードだけのインプットをする事です。
1日に何分も見せたり
とにかくカードをメインにしてしつこく働きかけをするのです。
このような事をするのはオススメできません。
カードだけの働きかけの弊害
例えば、フラッシュカードだけの働きかけばかりしていると
そのようなお子様は実体験が乏しく
カードの中でしか物体を見た事がないと言う事になります。
どう考えても現実的でないですし
バランスが悪いですね。
これだと子どもの成長段階でもっとも重要な五感が育ちません。
五感が育たないという事は
知識はあるけれど
本物を見た事がないので実感が湧きにくい
実体験に乏しいので、表情も乏しい等の
不健康な子どもになりかねません。
ですから
私はカード学習は短くさっさと終わらせてくださいと
いつも言っているのです。
正しい使い方をすると
フラッシュカードは非常に効果的だと思うのです。
フラッシュカードを使うときの注意点
フラッシュカードは情報の大量インプットのために使う補助教材です。
- カードを見せる時間は短く、さっさと終わらせる。
- 1日に何度も見せても良いが時間は短く
- 五感を育てることも忘れずに
- 必ずカードの中の本物を見せてあげて触らせることもする。
- 絵本の読み聞かせは欠かさない
これが標準の働きかけです。
幼児教育は日常生活の中で学んでいくのが一番です。
カードだけで大量インプット
カードだけしか見せない
そのような偏った働きかけをしている場合は見直しましょう。
なぜ幼児期に大量インプットが必要なのか?
なぜ大量インプットは必要か?
発語を促し
本を自分で読めるようになります。
何よりも
本物重視で働きかけをしていくと
インプットする情報量が少なすぎます。
幼児のうちに大量のインプットをしておく事は
記憶力、発語などあらゆる面で効果を発揮します。
私の経験から言っても
まだ医学的に解明がされていない脳力開発ではありますが
2人ともかなり早い段階で絵本が読めて
漢字が読めました。
多くの言葉を知っていて、どんどん自ら本を読むこともできました。
このように脳の中に情報量が多いと
自分で本を読んだり
図鑑で調べたり
自発的な事をするようになります。
ですから、カード学習は効果があると思うのです。
本日のまとめ
カード学習は効果があります。
しかし、医学的根拠がわかりません。
カードを使用するときは
次のことに注意をしましょう。
- 一回のカードを見せる時間は短くする。
- カード学習を働きかけのメインにしない。
- 実際に見せる、触らせるなど五感を育てる事も忘れない。
- できれば3歳まで大量の情報をインプットする。
- 3歳以降は実体験を中心に五感を育てる事に重点を置く。
何度も言いますが
カード教材は働きかけの補助教材です。
働きかけの優先順位は間違わないようにしましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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