幼児教育 セーラームーンをトコトン描きまくる集中力とゲームの話

日記についての記事を数回にわたって書いてきましたが
本当に沢山の気付きと
子育ての反省をしている所です。

なんと言っても
自分では
むやみやたらに子どもを叱ったつもりはなかったですが

子どもを日記を読んでいると

「あら!やだ!!随分叱っている。」と反省をしているわけです。

全く人の記憶とは曖昧なものです。
日記に

『ママがおこったからたのしくなかったです。』

なんて書かれていて
そんなに叱っていたのか?と自問自答しています。

こうなったら
近い将来、孫の養育係でもかって出て
今度こそは完璧な子育てをしたいと思ってしまいした。

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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行ってきた幼児教育をまとめています。

子どもの日記を残しておくと子育てに自信がつく

日記を読み返しての反省点は多々ありますが
こんな私が育てた子どもたちでも
社会人になってくれたわけですので

子育てに失敗はないと確信しております。

子育て中のお母様は
毎日が戦争のような日々だと思います。

心穏やかに女神のように接するなんてできないと思いますが
私の反省から・・・
どうぞ、叱らず、心穏やかに、イライラせずに子育てをしてください。

子どもに絵日記を書かせるのは難しい


絵日記を書かせるのは案外難しいです。

私は2歳から運筆練習をさせて

大体3歳から本格的に絵日記を書かせていたのですが

絵日記というのはなかなかハードルが高かったです。

それは文字を書くだけでなく
絵も描くとなると
時間もかかります。

また、普段のお絵かきと違って
絵日記のフォーマットという限られた狭いスペースに
絵を描く事は子どもにはとても難しい行為です。

これは5歳まで続けた絵日記を見て思いました。
なんとか子どもに絵日記を続けさせようと努力はしていましたが
何かもっと効率の良い方法はなかったのか?と
今頃思っている次第です。

面白いもの見つけた!


その中で面白い子どものパターンを見つけました。
3歳半の時に
近くのデパートの特設会場で
セーラームーンショーがあったので連れて行きました。

きっと大好きなセーラームーンに会えて
記憶に強烈に残ってしまったのでしょう。

その日から日記の絵は大好きなセーラーマーキュリー
セーラーヴィーナスのオンパレードです。

日記の内容に関係なく
セーラーマーキュリーです。

このセーラーマーキュリー攻撃はどれほど続くのかと
絵日記を確認して行ったら
なんと3ヶ月近く
絵日記の絵はセーラーマーキュリーでした。

今まで日記を書いて
その日の出来事にピッタリあうような絵を描くという
3歳にしてはかなりレベルの高い事を
要求して挑戦させていました。

それまでの日記には
「ママにしかられました。」などと書いていた日記が
セーラームーンショー以降は
不思議とぱたっと止んで
セーラーマーキュリーを描き続けていました。

あのセーラームーンに会った日から
毎日、楽しそうにセーラーマーキュリーを描いているのを
楽しそうに描いているから良しとしたのか?

どこまでセーラーマーキュリーを描き続けるかを見届けたかったのか?
その時の私の思いも今は思い出せませんが・・・

よくぞ100日近くも同じ絵を描き続けたと感心すると同時に
私の根気にも拍手を送りたい気分でした。
   

   

集中しているものをどこまでやらせるか?

このセーラーマーキュリー連続絵日記は
私の興味もあり様子を見ていた感じですが

ことゲームに関しては
どこで辞めさせるかは中々難しいと思います。

しかし、研究結果でも
ゲームを長時間やっている脳は
最初は活発に動きますが、すぐに動きが鈍くなります。

簡単な一桁計算のクレペリン検査においては
脳はずっと活性化しているのに対して
このゲームをしている時の動きのなさは衝撃的です。

やはりこのような研究結果が出ているのであれば
親としては長時間のゲームやその類のデバイスは
時間を決めておいた方がいいと思うのは当然です。

しかし、子どもにとっては
ゲームを長時間することも
毎日セーラーマーキュリーを描くことも同じ部類なのです。

ですから
子どもの中では
セーラーマーキュリーのお絵かきはいくらでも良くって
ゲームは30分でおしまいの意味が納得いかないのです。

特に集中力が付いている子どもというのは
ゲームにも入れ込む傾向があると思います。

我が家の子どもたちもゲーム大好きで
時間を決めてゲームをするなんて全くできませんでした。

ゲームをやめられないのは理屈に矛盾があるから

ゲームは30分でおしまいと言う約束は
中々守るのは大変です。

約束を守らなかったらゲームを取り上げるご家庭もあると聞きました。
しかし、私はこれは子どもの反発を招くだけと思うのです。

現に大人でもゲームにハマると中々やめられないですよね?

幼児教育で集中力をつけるように働きかけをしておいて
ゲームだけは集中して長時間やってはダメだと言うわけです。

それはゲームをしている時は
脳は活性化していない研究結果を受けて
ゲームは悪影響であると言う結果があるからなんです。

でも、この理屈は子どもに通用しません。

それでは例えばその研究結果で
ゲームをすると
脳がモリモリ活性化するとなるとどうでしょうか?
きっと誰もゲームをすることを止めないでしょう。

こんな理屈は子どもには関係ないのです。
彼らは興味があるか、ないか、楽しいか、つまらないかで動くのですから・・・

対処方法は悪影響を説明し続ける事

親御さんがやる事は
本当の事を繰り返し言うだけです。

ゲームを長時間やると目に悪い
あっという間に時間が過ぎるから勉強はどうすればいい?
ゲームは脳を活性化させない

無理やり、ゲームを禁止したりはしないけれど
その悪影響を言い続けるのです。

そうすると多少なりとも彼らの心理に刷り込まれていき
ゲームとの付き合いに折り合いをつけて行くものです。

上の子は試験前になったら一切ゲームはしませんでした。
しかし、試験が終わると寝ずにゲームをしていました。

下の子は学校から何度もゲームを没収されています。
本当に性懲りないヤツだと呆れていましたが
大学受験の時は一切ゲームはやりませんでした。

ゲームを取り上げるではなく
どのようにゲームと付き合って行くかを
考える事ができるような教育をして行くのがベストだと思います。

ただし、子どもが高校生になっても永遠と唱え続けていなければいけません。
お母様にも相当な覚悟が必要です。

集中力は才能です


幼児教育において集中力をつける事はとても大切です。

折角、身につけた集中力を
これに使うのはOKで
これに使うのはNGでは
子どもに通用しません。

どうしてもやめてほしい事、時間を決めて欲しい事は
ちゃんと説明をして根気よく言い続けるしかないのです。

皆様のお子様は賢く育っているはずですので
良い悪いの分別はつけられますし、
必ず自分の中に落とし込んで折り合いをつけられる時がきます。

私たちができる事はお経のように唱えて
彼らの意識の中に刷り込むことだけです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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