子育て中は
子どもにはなるべく本物を見せたいところですね。
季節の花や行事は勿論、
実際に触れたり、食べたりするのが一番
五感を使って知識に蓄えられるのです。
今日はくだものややさいを様々な切り口から
絵本にしているものを紹介します。
これは小学校受験にも役立つ絵本なので
ぜひ、お子様と楽しんで見てください。
『くだもの』
平山さんの絵本はリアルで
子どもが写真よりもその食べ物を認識しやすいと思います。
写真は時に写って欲しいところが写っていなかったりします。
この絵本はとても繊細に描写されているだけでなく
細かいところもしっかりと描写されていて
子どもがイメージしやすい絵本になっています。
『やさい』
『くだもの』と同じシリーズの本です。
私はこのような絵本には
ちょっと勿体無いですが、
絵の横にマジックで漢字を書いていました。
例えば
『南瓜』『西瓜』『林檎』・・・
絵本にはひらがなで表記されています。
そこに大きくマジックで漢字も書きました。
子どもはひらがなも漢字も映像として記録します。
漢字の方が理解しやすいという研究結果も出ています。
『くだもの なんだ』
くだものの全体像、切ったところ
断面図などをわかりやすく描いてある絵本です。
本当ならば本物を実験して
絵本の内容が本当か?嘘か?を見てもらうのが一番です。
子どもたちはきっと包丁をくだものに入れるところを見て
ワクワクするでしょう。
是非、一緒に遊んで見てはいかがでしょうか?
『やさいのおなか』
この絵本はうちの子どもたちが好きな絵本でした。
クイズ形式になっているので
最初はワクワクドキドキ
段々、自慢げに答えを言うようになります。
この絵本をお手本に本物の野菜が
同じ断面図になっているかを確認するのは
ワクワクします。
家庭でも行う実験は子どもが大喜びしますよ。
『やさいのせなか』
この絵本もクイズ形式ですごく面白いです。
白黒なので想像力を使わないと答えが出てこないかもしれません。
いつも見ている野菜で
こんなに面白いクイズにできるなんて
身の回りのものが子どもにとっては
全て勉強であることを教えてくれる絵本です。
『じめんのうえとじめんのした』
小さい子どもが初めて出会う『かがく絵本』と言えます。
シンプルな絵が難しいテーマをわかりやすくしている
内容は非常に濃く、大人も勉強になる絵本です。
50年以上も愛されている理由がわかります。
いつも目にしている植物が
地面の上と地面の下で、どんな役割をはたしているか?
植物の葉や根の役割と関係、植物と動物のちがいなど、
なかなか、子どもに教える機会がなく、説明するのが難しい分野ですが
この絵本で子どもに優しく読み聞かせたり
コミュニケーションに使うといいですね。
この絵本は自然界の生きもののつながりなども含めて
わかりやすく教えてくれる良書です。
読み聞かせ まとめ
普段、食べている、くだものや野菜ですが
実際に子どもに十分に触らせているでしょうか?
忙しい家事の合間に
例えばピーマンを切る時に
子どもにピーマンの断面図を見せてあげているでしょうか?
そんな暇はないと言うのが正直なところでしょう。
今回、ご紹介した絵本は
身近な食材を色々な角度から観察している絵本です。
クイズ形式にしている絵本もあり
子どもを取り囲む全てのものが働きかけのヒントになっていることが
お分かりいただけたと思います。
是非、楽しみながら働きかけをしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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