幼児教育 自己肯定感の育て方・軌道修正

自己肯定感に悩む人が多くいます。これは子ども時代に受けてきた教育や子育てによって形成されている場合が多いです。今日は、幼児教育においてどのように子どもに接したら自己肯定感を高く保てるかを検証して行きたいと思います。  

自己肯定感を育てる本

子どもの性格によって
成長の仕方は違います。

あの人の真似をしたのに・・・
あの本の通りに育てたのに・・・

あの人と同じことをしていて
同じ習い事をしているのに・・・

でも、子どもの成長過程は違います。
当たり前のことですが・・・

一生懸命
良かれと思ってやってきた事が
子どもにとってよくない事だったら
ショックですよね?

今日は子どもの自己肯定感を育てる本を紹介します。

自己肯定感は修正ができます

まず、自己肯定感を損ねてしまった子どもは
やり直しがきくのでしょうか?

答えはやり直しがききます。


先日、読んだ本は
中々良かったです。

『伸びる子の育て方』

品川女子学院の校長先生の本です。

なんだ!中学受験の話!って思っている
幼児をお持ちの親御さんに
是非、今のうちに読んでおいて欲しい本です。

学校生活での
先生の生徒に対する
声かけが非常に参考になります。

実例もたくさん出ていて
非常にイメージがしやすいです。

そして、自己肯定感を高める言葉掛けが
たくさんの例として書かれています。

あなたの子どもが
小学校高学年になって
受験勉強を始めた時

また、中学生や高校生になって
どう学校生活を過ごして欲しいかを
イメージして読んで欲しいです。

自己肯定感って一体何?

子育てで大切とされている
自己肯定感の育み方は

愛されているという実感を持つ事
やればできるという自信を持つ事

この二つがとても大切になってきます。

子どもが生まれた時は
親御さんは誰もが
「無事に生まれてきてくれてありがとう!」と
感謝しかなかったと思います。

しかし、子どもが大きくなるにつれて
成長過程で他と比べたり
競争したり
勝ったり負けたりの経験をさせる事で

知らず知らずのうちに
自己肯定感を損ねる子育てをしている可能性があるのです。

これは一重に
親の言葉かけによる事が多く
知らない間に子どもを傷つけている可能性もあります。
注意が必要です。

さて、どんな言葉かけをしたらダメで
どんな言葉だったらいいのでしょうか?

自己肯定感ダウン『やる気』のうせるベスト3


『やる気』のうせるベスト3

親に言われてやる気が失せてしまう
ベスト3は次の言葉です。

1 『早くしなさい』
2 『勉強しなさい』
3 『◯◯しちゃダメ』

どうですか???
言っていますよね?ついつい・・・

この言葉を言われると
子どもはやる気が失せるそうです。

特に幼児を持つおうちでは
1番目の『早くしなさい』
3番目の『◯◯しちゃダメ』

言っていませんか?

正直に白状すると・・・
私も言っていましたね。

もう、ここまで読んだ人は
これからは

1 『早くしなさい』
2 『勉強しなさい』
3 『◯◯しちゃダメ』

を禁句にしましょう。笑

自己肯定感アゲアゲ『感謝』と『も』


感謝の気持ちはすぐ、素直に、直接、笑顔で『も』をつけて・・・

人にありがとうを言える子にするためには
まず、親御さんが感謝の気持ちを
素直に表現できる人でないといけません。

日々の生活の中で
ありとあらゆる場面で
感謝をのべるクセをつける事です。

買い物を一緒に行った時に
レジの人に「ありがとうございます。」
って言っていますか?

バスを降りる時、運転手さんに
「ありがとうございました。」
って言っていますか?

そして、子どもにも「ありがとう!」
って言っていますか?

子どもに「ありがとう」を言う時のポイントは

今日も◯◯してくれてありがとう!」
「今日もご飯たくさん食べてくれてありがとう!」
「今日もお友達と仲良く遊んでありがとう!」

「今日は・・・」でなく
「今日も・・・」

これポイントです。

子どもは「今日も・・・ありがとう!」と言われると

「明日も頑張ろう!良い子でいよう!」と思うものです。

言葉のマジックですね。
大切です。

一旦損ねた自己肯定感を再生


子育てで
子どもの自己肯定感を低くした時
自己肯定感を再生する事はできるでしょうか?

例えば
いつも子どもの自己肯定感を損ねるような声かけを
何年もしてしまった場合

または
常に人と比べて勝ち負けばかりに
フォーカスした子育てをしてしまい
何に対しても自信がなく
消極的な子どもになったとします。

もう、その子の
自己肯定感を上げる事は不可能なのでしょうか?

大丈夫、子どもの自己肯定感を上げることはできます。

本書には
親が気付いて、子どもへの接し方を変える事で
自己肯定感を育むやり直しが聞くと書かれています。

これは漆先生が
自己肯定感の低い子どもたちを
中学・高校生から教育して
やる気のある子どもに指導しています。

実例があるという事は
やり直しがきくという事だと思うのです。

まずは親の自己肯定感を上げる

自己肯定感は
子どもだけではなく
大人でも低い事に悩んだり
改善したいと思うものです。

物事の考え方は色々ありますが

常にポジティブにやる気を持って
自分に自信を持って過ごしたいと思うのは
みんなが思っている事です。

子育て中のお母さんがネガティブ思考で
子どもがポジティブになるなんてあり得ません。

子どもは我々の写し鏡です。
いつも明るく感謝の気持ちを持って
子どもに接していれば

お母さんも子どもも
自己肯定感は高くなると思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク