息子からLINEが届きました。
1人暮らしで自炊をしていますが
時々作った料理の画像を送ってきます。
最近ではお料理を自分で楽しんでいるようですが
小さい頃から料理はほぼ教えてきませんでした。
本日は小さい子にお料理を教える手順を調べてみましたので
シェアしたいと思います。
Contents
お料理を教えるといい事
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小さい頃から台所に一緒に立って
お料理を教える家庭がありますが
子どもの情操教育に非常にいいです。
どんなメリットがあるのか?は
- 手先が器用になる=脳が活性化する
- 刃物などの使い方を知る事ができる=安全の認識
- 食材の名前を覚える=自然と名前を覚え事ができる
- 食べ物を粗末に扱わなくなる
- 好き嫌いを克服しやすい
このようなメリットがあります。
しかし、一緒に台所に立って料理をするのは
かなりお母様も忍耐が必要です。
お料理育児のやり方
![](https://wsmilew.com/wp-content/uploads/2019/08/appetizer-1238615_640.jpg)
2歳くらいから一緒に料理はできます。
しっかりお話ししている事が理解できる
いきなり、聞き分けがなくなる事がないなど
安全をしっかり守れるようであればGOサイン出してもOKです。
ステップは次の通りです。
*洗う、ちぎる
最初は素手でできる事を学びます。
野菜を洗う、その後ちぎる事を学びます。
ちぎる(キャベツ、レタスなど葉物野菜)
洗う(葉物野菜、プチトマトなどそのまま食べられる野菜など)
*取り出す
次も素手でできるお仕事です。
取り出す作業をさせます。
- そら豆を外皮から出す
- ピーマンの中身を取り出す
- 完熟のアボカドをスプーンで取り出す
- 茹でた枝豆を殻から出す
*ひたす、ふやかす
あく抜きや戻しを教えます
乾燥わかめや昆布を水に浸して戻す
ナス、ごぼう、レンコンなどのあく抜きを教えます。
これは実験感覚でできます。
水で膨らむ、元に戻る
食材からアクが出て水に色がつく
このような経験をする事で
お料理だけでなく理科実験に目覚める場合もあります。
*叩く、あえる、かける
引き続き素手でできる事を学びます。
ジップロックのような袋に
きゅうりを入れて綿棒で叩きます。
そのきゅうりを調味料であえる。
ごま、くるみなどを袋に入れて叩く。
これだけで1品出来上がりますね。
お父様のお酒のおつまみなんかになります。
*挟む、塗る
ロールパンにバター、ハム、レタス、きゅうり、トマトを挟む
本格的になってきます。
お料理をした気になってきます。
2歳から3歳までにできることはこんな感じです。
いきなりデコレーションをさせようとすると
汚く、ドロドロになってお母様がイライラします。
アイシングをするにしても手の握力、指力を使います。
デコレーションをさせる前に
上記のような事を一緒に順番にやる事をオススメします。
包丁は4歳以降から
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テレビで3歳で包丁を持っている子どもがいたり
料理をする子どもを見る事がありますが
これは非常に稀なケースで
私は無理に真似させる必要はないと思います。
私の考える幼児教育は
料理の育児の目的は五感を働かせることです。
手先を器用にして脳を活性化する事を目的にしていますので
早く自立させて家事を手伝ってもらうとか
そのようなベネフィットは求めませんでした。
ですから、子どもがあまり興味を持たないのに
無理やり、お料理を強制するのは良くないです。
包丁や台所用品は非常に危険な道具です。
いくらしっかり監視していても
大小のトラブルはつきものです。
使わせる時は徹底的に使い方を教え込む必要があります。
そこのところも十分に考えて
家事育児はやる必要があります。
後片付けまでしっかりやるのが教育です
![](https://wsmilew.com/wp-content/uploads/2019/08/washing-dishes-1112077_640.jpg)
一緒にお料理をさせて
さて、お子さんに片付けはさせていますか?
色々な道具を使って
洗わなければいけない食器が山ほど出てきました。
家事育児はこの片付けもしっかりできての教育です。
ものをしっかり洗える、片付けられる
あるべき所に片付けられるなど
これらのことも含めての教育です。
イライラしない、叱らないで教える
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一番難しいのはお母様が叱らない、イライラしない
任せたものは最後までやらせる事ができるです。
ですから、時間に余裕がある時に
お手伝いをしてもらうようにしないといけません。
あと1時間後に習い事に行くなど
次の予定が詰まっている所に
無理やり料理をさせるのは子どもにはハードル高いですね。
当時、私は夫の両親の食事も準備していました。
ですから、彼らはお昼なら12時
夕飯なら7時と決まった時間に食事を始めるわけです。
その時間に食事の準備を間に合わせなければいけないので
子どもを手伝わせていたらとても間に合いません。
ですから、料理を一緒に作る事をほとんどした事がありません。
そこが少し残念だった所ですね。
いざとなれば家事はします
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我が子たちには積極的に家事育児をしてきたわけではありません。
それは安全にやらせようと思うと
準備に時間がかかる事、
それなりに私が忙しかった事など
理由は色々あります。
大人になって
子どもたちが料理を作るような感じが全く出てこないことに
「なんだか、もう少し一緒に台所に立てばよかったのかな?」と思うこともありました。
しかし、社会人になって1人暮らしをはじめた子どもたちは
時々、自分たちの作った料理をLINEで送ってきます。
今回も息子がカレーを作ったと画像を送ってきました。
なんと自分でスパイスを調合して作った本格カレーです。
私が市販のルーのカレーしか作った事がないのに
いざとなれば作っちゃうのです。
ですから、お料理を教えていなくても
大きくなって自分が興味が出てくればやるときはあるんですよ。
今、全くお料理を作ることに興味がなくても
やらなければいけない時には
すぐ対応できるように最低限の教育だけしておくのでいいのでは・・・と思うのです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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