英語学習 多読を英語初心者が始めたらどうなる?

皆さん、多読ってご存知ですか?
私は英語超初心者の頃に真っ先に飛びついた方法です。

この多読をする事で英語学習に関する沢山の気付きがありましたので
本日はこの多読について書いていきたいと思います。

私の英語学習歴については↓でご確認いただけます。
英語学習 超初心者の私が英語を始めたきっかけ

初心者に多読は受け入れやすい


私が最初に英語学習を生涯の課題として始めた2011年

まず、最初に考えたのが
どうしたら英語学習をやめないで続ける事ができるか?
一体何から勉強を始めるか?

この2点でした。

まず学習を続けるためにブログを始めました。

そしてReading、listening、Speaking、Writing
この4技能の中で
最初のReadingにフォーカスしました。

そして、そのReadingの向上のために『多読』を始めました。
最初『英語多読完全ブックガイド』を購入して
多読のノウハウを確認しました。

多読とは?

多読はいままでの語学学習の常識をすっかりひっくり返します。
単語や文法を暗記したり、問題を解いたりしません。
楽しくたくさんインプットするだけです。
楽しいから続く、続くから身につきます。

その最初は字のない絵本です。そこからほんの少しずつレベルを上げていきます。
すると、母語に訳さず、身につけたい外国語をその外国語のまま理解できるようになっていきます。
あまりにゆるやかな坂道をゆったりと歩いていくので、苦労や努力をしたとは感じられないことでしょう。
時間がかかりすぎると思われますか? 
実は、単語を暗記したり、難しい問題集と格闘するよりも、はるかに早く言葉が身につきます。これが多読です。

『NPO多言語多読』のサイトでは言っています。

要するに
私は英語を始めたい
 ⬇️
でも超初心者だ
 ⬇️
始めたからにはやめたくない
 ⬇️
でも文法の勉強や単語の暗記は大変だからしたくない
 ⬇️
そのくせして英語を上達したい

こんな感じに英語は上達したいけれど
苦手な事は最初からしないで楽しい事から始めたかったのです。

多読はまさに
私の思いにピタッとはまった感じだったのです。

私は早速、購入した『英語多読完全ブックガイド』で多読について学びます。

多読三原則とは?

多読三原則

辞書は使わない
分からないところは飛ばす
合わないと思ったら投げる

基本これだけです。
そしてもう1つ付け加えるならば
優しいレベルの本から読み始めるです。

これは当然です。
全く単語が分からない人がJapan TImesを読んで何が理解できると言うのでしょう?
当然、自分の英語レベルに合わせて本を選んでいきます。

自分に合った本を探す。YLって何?


『英語多読完全ブックガイド』や多読のサイトを見ていると
YL1とか2とかの文字を目にする事があります。
この『YL』とは何かと言うと
そのまんま『Y(読みやすさ)L(レベル)』です。
多くの洋書はYLで振り分けられています。

このYLを調べて
自分の英語レベルに合った本を選んで多読をします。
勿論私はYL0.1から段階を踏んで読んでいきました。
ちなみにYL0.1って幼児絵本の『いないいないばあ』レベルです。
YL4-5で日本の小学校高学年くらいです。

どれくらい読んだら成果はでるの?

色々なサイトを見たり『英語多読完全ブックガイド』で調べると
『100万語』という文字が頻繁に目に入ります。

最初、私も『100万語』分の本を読めば
ある程度、英語がわかるようになるのだと信じておりました。

しかし・・・
この『100万語』って意外とすぐ達成できるのです。
私は『300万語』近くまで多読をしました。
でも、自分が思うように英語を理解していないことに気付きます。
そして、何とある日『1000万語』読まないと英語は上達しないと言う情報を目にしました。
いやいや、当初思っていた数値より10倍違います。

多読の効果は?

折角『300万語』まで読んだのだから
この勢いであとあと3倍頑張れば『1000万語』なると思ったのですが
ここで私は気付きました。

いくら多読しても

  • そもそもの単語量が少ないので読んでいる本に発展性はない。
  • それは多読が飛ばし読みを推奨しているので一向に単語力が伸びない。
  • 幼児本レベルならまだしも小学生レベルは文法力も必要
  • 文法力がないから単語だけ拾い読み
  • 自分の想像で内容を解釈をするので、ぶっちゃけ本を読んでいないことになる。

要するに多読だけでは
絶対に絶対に英語は上達しません。

多読を英語学習にどう取り入れる?


では多読を英語学習にどのように取り入れる?

ここでは超初心者のことを想定してのアドバイスです。

多読をやりつつ
他の機能も同時に伸ばす事です。
一番最初にやらなければいけない事は文法と単語です。
この2つを同時にやりつつ多読をしない限り英語は上達しません。

当然活字に触れるのは良いことです。
しかし、初心者が多読だけをして
自然に文法力が身につき、単語量が増えて
そのうちTime誌を読めるようになるなんて絶対にありません。
この調子で『1000万語』『2000万語』読んでも上達はないです。

文法も同時に勉強して
本以外の媒体で色々な英語に触れて、単語力も意図的に増やしていけば
当然、多読は効果的です。

色々なサイトを見ていて思うのが
多読さえしていればそのうち英語が上達するような誤解を招くような表現が多いです。

これは私が身を持って経験した事ですので
絶対に多読だけでは英語の上達はありません。

でも私はその多読をしている期間
少しずつ文法や単語も勉強はしていました。

しかし、その比率は
『多読:単語:文法=7:2.5:0.5』

こんな感じでした。
この数値を見ての通り、私の苦手領域が浮き彫りです。

理想は
『多読:単語:文法=2:3:5』

こんな感じです。
苦手意識のあるところにメスを入れなければ英語って上達しないようになっているのです。

多読のメリット・デメリット

何度も言いますが、ここに書いている事は
超初心者が一番最初の多読を始める時の事を想定しています。

多読のメリット

  • YLレベルで自分の英語力に合わせて本を選べる
  • 1冊英語の本を読めたと言う自信に繋がる(英語を続けやすい)
  • 多くの物語に触れることができて楽しい

多読のデメリット

  • 本のお金がバカにならない(最初のレベルだったら数分で読める本ばかり)
  • 飛ばし読みをするから単語力が一向に上がらない。
  • 文法が分からないから実は内容をしっかり理解できていない。
  • 読める本は小学低学年レベルが限界(多読だけしていると)
  • 全く英語が上達した気がしない

本日のまとめ


多読はある意味
初心者が英語を始めるやり方としては一番簡単にできる方法です。

しかし、提唱している多読の原則を守ってやっていては
初心者が英語が上達する事はないです。

やはり、英語の上達には近道なし
4技能を満遍なく習得するために日々の努力しかないのです。
ですから4技能を鍛えつつ、好きな本を読んでいくと
自ずとJapan Timesや何かの看板などが自然に読めるようになってくるのです。

下に関連書籍と関連サイトを紹介しておきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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本日の関連書籍、関連サイト

英語多読完全ブックガイド(手元にあると本を購入する時に便利です。)

Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM(文法学習だったらこれ)

多読を推奨しているSSS英語学習法サイト

NPO多言語多読

英米児童書・読みやすさレベル一覧表(YLレベル一覧表)

GR 主要語彙数・読みやすさレベル一覧表

多聴多読ステーション(YLレベル表示のある本が購入できます。)

多読王国(メンバーになって自分の読んだ本を記録できるサイト、私もメンバーでした。)