令和元年の本格的始動ですね。
昨日から大嘗祭が厳かに始まっています。
このような儀式をみるにつけ
本当に日本って素晴らしいって思わずにはいられないですね。
伝統の素晴らしさを感じないわけにはいきません。
なんだか、自分の気持ちもピリッと引きしまる思いでいっぱいです。
今日は古来からの伝統を教えるって事について書いていきます。
Contents
他言語より日本の文化が先
子育てにおいて
昨今は早期から英語教育が注目されています。
私が毎日受けているSkypeレッスンで
外国人の先生が言うには
熱心なご家庭は膝の上に赤ちゃんを乗せて
1歳からレッスンをしているそうです。
いや、すごい低年齢化ですね。
一体、どんなレッスンをしているのか?
そもそもレッスンが成り立つのか?
気になる所です。
確かに言語は早くに習った方が
様々な部分で優位に立ちます。
これは研究結果でも明らかになってます。
私だって
幼少期から英語を勉強していたら
こんなに毎日レッスンをする必要もないと思っているくらいです。
当然、他言語を学ぶことは重要です。
しかし、幼児教育において、
日本の良き文化をしっかり説明できる事
子どもの体にしみ込ませる事
とても大切だと思います。
日本の良い習わしを教える
例えば
なんで『いただきます。』って言うのでしょうか?
これは神様に感謝するために手を合わせるわけです。
では、なぜ手を合わせると感謝する事になるのでしょうか?
我々が何気なく行っている所作には
それなりの理由があります。
手を合わせて『いただきます。』『ごちそうさま』をいう所作は
幼稚園でお昼を頂く時にも
必ずやらせている行為ですね。
しかし、子どもにはその手を合わせるとい言う意味は教える事なく
日本の所作として当たり前の事として教えているのです。
私はそれで良いと思っています。
時には意味がわからなくても
当たり前の事としてできるようにしてあげるのがいいわけです。
我々が何気に身につけている所作というのは
案外、深い意味があって
それは太古から脈々と受け継がれてきている
ありがたい習わしなのです。
まずは親がお手本を見せましょう
普通に挨拶をする
お礼を言う
頭を下げる
手を合わせるなどの行為は
自然にできるようになるまで徹底的に教え込みたいですね。
まあ、これくらいは
子育てをしている親御さんが生活の中で
しっかりお手本を見せているのであれば
自然と身につくものです。
でも、小さい頃だからこそ
意図して教えておきたい情報もあります。
そして、これはめっちゃ脳を活性化させるのに効果あります。
俳句は奥が深い
最近、お題を出して俳句を作る番組がありますね。
昨日、放映されていてみていたのですが
芸能人が作った俳句に
先生が添削をしてお直しをしていきます。
芸能人が作った俳句も
素人の私からみたら
よく考えられていて素晴らしい出来だと思っているのですが
これが先生の手が加わると
一段と素晴らしくなって
感動すら覚えました。
たった5+7+5の文字の中に
情景や感情を盛り込んで作りあげる俳句の奥深さを
今更ながら知りました。
知識として教える日本
先ほどの俳句もそうですが
日本の伝統を子どもに自然と教えるには
意味はわからないけれど
自然と体に染み込ませる所作(挨拶など)と
意図的に教えないと覚えられないものがあると思います。
例えば
俳句や短歌などは子どもはあっという間に言えるようになります。
意味がわからなくても
リズムがすぐに体に染み込んで
遊びの延長で覚えることができるのです。
この延長で言えば
四字熟語
漢詩・論語
百人一首
般若心経
なんでも子どものインプット教材にできます。
当然ですが
覚えたものが何かに使えるようになると言うわけではないんです。
そして、使わないとすぐ忘れるのも事実です。
毎日やっていれば暗記も定着しますが
子どもは覚えるのも早いけれど
忘れるのも早いです。
これらのカードは
公文式カードでシリーズで入手できます。
私も俳句・短歌カードは子どもたちの働きかけに使っていました。
忘れても大丈夫!脳は活性化しています。
折角、覚えて俳句や短歌を忘れてがっかり!!
忘れるのは当たり前です。
これは脳を活性化するトレーニングなのですから
大量の知識をインプット
アウトプットで言えるようになっただけで
パーフェクトなんです。
でも、一度はスラスラ言えるようになったのであれば
インプットはしっかりされている証拠です。
よく、折角、覚えたものをすっかり忘れていて
がっかりして
しつこく、もう一度覚えさせようとしたり
『なんで、忘れちゃったの?』って叱りつける親御さんいますが
忘れるのが当たり前のなので
叱ったらダメですよ。
覚えたものを忘れちゃうとママの機嫌が悪くなるって言う
情報が子どもの中でインプットされるだけですから
絶対に叱らないでください。
やはり若い脳にはかなわない
最近、般若心経を理解しようと色々と調べています。
奥が深く、理解できない部分もあります。
悟りと言うのは難解なものです。
実家では
毎年、新年とお盆にはお坊さまが我が家を訪れて
お経をあげてくれていた事を思い出しました。
幼い頃に般若心経を覚えていたら
クールだったのにな〜と思っている今日この頃です。
知り合いは
中学高校で毎日、般若心経を唱えていたそうです。
ですから、中年になってもペラペラ言えます。
やっぱり、若い時に何でもインプットしておくとラッキーですね。
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