子どもにとって食事はすごく楽しみなイベントです。
この食事の内容を思い出させる事は
記憶の訓練にすごく良いのです。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。
Contents
給食ありですか?なしですか?
幼稚園は給食のところって珍しいですかね?
群馬の幼稚園は給食でした。
延長保育にしていましたから
帰りも4時近くまで帰ってきませんでした。
下の子が体が弱かったので
上の子を長時間預かってくれる幼稚園は大助かりでした。
給食の良いところは
普段、お母様がお弁当に入れそうもない
作ることもないような献立に出てくることです。
また、好き嫌いが激しい子どもも友達につられて
嫌いな食べ物が食べられるようになる事もあります。
何よりお母様の負担が少ないので給食っていいですよね。
幼稚園の献立は?
子どもの日記を確認していたら
まあ、細かく給食の内容を書いているので
吹き出してしまいました。
ある日の日記には
『きゅうしょくはジンボシュウマイ いんげんとさに ポテトサラダ 京がんもでした。』
愉快すぎる!!
どこから『いんげんとさに 』『京がんも』が出てきたのか??
食べた物を思い出すだけで脳トレになります
日記に給食の献立を書くだけで
この子はどれだけ頭を使っているかと思うだけで嬉しいですね。
多分、幼稚園で給食の献立表を覚えてきているのです。
なぜなら、私は給食の献立表を自宅に張る習慣がなかったので
自宅で献立を確認することはできないはずなんです。
幼稚園で献立表を見て
それもしっかり読んで覚えて
頭の中は
「この緑のお野菜がいんげんとさに と言うんだ。」
「これは京がんもって言うのね。」
と覚えているわけです。
その光景を思い浮かべるだけで笑いが止まりません。
当時は日記書かせるだけでしたが
今だったら、こんな文章見たら
なぜ土佐煮というのか?
京がんもって言うのか?教えていましたね。
あゝ、残念!!
それにしても
さすがの私もカレーとかスパゲッティとかサンドイッチとかは
カードで教えていましたが
『いんげんとさに』『京がんも』を教える発想はなかったですね。
珍しい名前の食べ物でも
美味しいものに興味がある子はどんどん覚えると言うことです。
やっぱり日記は最高
日記のいいところ
この例を見ても
日記を書かせると良いところがたくさん散りばめられています。
①まずは幼稚園で献立表を見て新しい言葉を覚えてきている。
②実際に食べた物と献立を頭の中でイコールにしている。
③数時間後に自宅に帰ってきて思い出し記録に残している
これだけでくもんのプリント100枚分の効果がありそうです。
この様に過去の出来事を思い出すことは非常に脳に良いのです。
ですから
お子さんには常に話しかけて
常に過去の出来事を思い出す様に仕掛ける事が重要です。
たとえば
『朝ごはん、何食べたっけ?』
『◯◯先生の今日の髪型は?』
『今日はくもん教室で誰と遊んだ?』
『おばあちゃん、先生に何の本の音読してきたの?』
『あれ?信号って一番右は何色だっけ?』
『先週、動物園に行った時、どの順番で回ったけ?』
兎に角、話しかける言葉は質問形式
絶対に思い出せない様なものは質問しない。
ちょっと、頑張れる、または助け舟を出せば答えられる。
これを考えるとなかなか話しかけるお母様も大変ですが
ぜひ、やってみてください。
認知症予防と幼児能力開発
老人と子どもの働きかけは実に酷似しています。
現在、アルツハイマーの義母の世話をしていますが
様々な体操教室、コミュニティ、ホームでのレクレーションは
全く幼児の働きかけと同じです。
ただ、世話をするこちらの気持ちが複雑ですが・・・
未来ある子どもの世話は嬉しいけれど
正直、老人介護は嫌なことばかりです。
自分の生き方もしっかりと考えなければいけないと考えている今日この頃です。
『ど忘れ』した時はどうする?
認知症予防の『ど忘れ』について
この様な記事がありました。
「ど忘れ」は
脳にとっては活性化の大チャンスなんです。
すぐ人に聞いたり、調べたりなんてのは、絶対ダメ! 思い出せないものを頑張って思い出そうとする時
脳はフル回転しています。
何か手掛かりはないか、関連しているものはないか、記憶をたどることでなんとか思いだそうとしているのです。
努力して思い出す行為は、
脳の活性化だけでなく、
記憶をより鮮明にする意味でも有効です。
便利なツールに頼ることなく、脳をしっかり鍛えましょう!
この様に脳を活性化するのに老人も子どもも関係ないのです。
常に刺激をしていることが大切です。
本物を見せる事が記憶の定着に繋がる
記憶してアウトプットをしてみる
文字が書けなくても
運筆力がまだなくても
記憶の訓練は小さい頃からできます。
その為には
常に子どもに語りかけて
記憶の中ですぐに光景を思い浮かべることができる様にすることが重要です。
この訓練だけは
これをやると飛躍的に伸びるとか効果があるとは言えません。
日常の生活の中で本人の感情と一緒になって出てくるものです。
そしてこの様な感情と一緒になって脳を活性化したものこそが
地頭が良く、社会の何でも適応できるようになります。
幼児教育の代表として
カードや知育教材を紹介することになりますが
これらはいわゆる副教材でしかないのです。
使っていたとしても
それだけでお子さんの能力は開発される事は難しいです。
日頃の語りかけ
読み聞かせ
日常に生活の中に
そのヒントがいっぱいあります。
ですから、お子様に色んなことを体験させる
本物を見せる、
美味しいものを食べる
反対に不味いものを食べる・・・
とにかく五感を意識した働きかけを心がけて
ある日突然見せてくれるミラクルを楽しみにして待ちましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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