幼児教育 毎月、絵日記で日本の良さを教えましょう♪

幼児が絵日記を書くことのメリットはたくさんあります。今日は絵日記を活用して日本の良さを覚えて行く方法を紹介します。

まだまだ暑い日が続いていますが・・

9月になって
台風、猛暑を繰り返して
だんだん秋らしくなっていく感じです。

秋は日本が一番綺麗な季節です。
天は高く
美味しい旬のものを食する喜びや
本を読むこと

なんとなく、落ち着いて
色々な事ができる季節ですね。

絵日記を書く・描くメリット


私は子ども達が2歳頃から
育児日記の代わりに
子ども達に絵日記を書かせていました。


子どもに日記を書いてもらうメリットは

・文字を書くことに抵抗がなくなる。
・文字をどんどん読めるようになる。
・絵を描くのが楽しくなる。
・季節感をしっかり体に染み込ませる事ができる。
・月毎の行事を認識させる事ができる。

上げ出したらキリがないくらいメリットだらけです。

絵日記を書く事を
文字が書けるようにならないと
無理だと思っている方が多いですが

文字が読めなくても
字が書けなくても絵日記の習慣はできますよ。

文字が読めるまで絵日記を始めるのを待っているのでは
勿体ないです。

大切な成長日記になりますので
是非是非、絵日記を活用して欲しいです。

今日は
お子さんに日本の行事を教える
絵日記のアイディアをお伝えします。

丁寧に教え込む日本の行事

子どもの能力って本当に素晴らしいと思います。

時に一度にたくさんの言葉を覚えたり
数字が言えたりする事があります。

朝できなかった事が
夕方にはできる事もありますので

小学校受験をする時に
短時間で仕上げる事も
やり方次第ではあり得るのです。

しかし、年間の日本の行事を経験させるのは
詰め込みができません。


例えば
七夕・・・
7月7日を経験させるのは
一年に1日です。

その年に夜空が晴れている時もあれば
雨で星が見えない時もありますね。

晴れていても
雨であっても
七夕の話をしてあげる、
七夕飾りを一緒に作る
笹の葉を手に入れる事ができるのは
この時期が一番ベストなのです。

大人は
何年も何十回も経験しているので
スルーしますが・・・

子どもはこの2、3年で経験した事を
受験問題に出される可能性があります。

受験をする予定でもしなくても
日本の季節感を意図的に経験させる事は
子どもの能力がぐ〜んと伸びます。

是非とも積極的に丁寧に
日本の行事を経験させてあげて欲しいです。

この日本行事を教えるのに
私が活用したのが絵日記です。

今月のイベントを読み聞かせる


私は毎月子ども達に手作りで絵日記を作っていました。

作り方は簡単で
コンビニで自分で作ったフォーマットをコピーして
ノートにするだけです。

表紙は季節感のある絵や画像だったり
時には私が描いていたりしました。

そして、ページをめくった1ページ目には
今月の歌と
今月の行事や食べ物など
その月にちなんだものを箇条書きにしています。

この1ページ目を
毎日絵日記を書く前に
読み上げていました。

これはだた読み上げるだけです。
覚えたか?とか
認識しているか?なんて
子どもに確認しなくてもいいです。

一番最初にちょっと読んであげるだけでいいのです。

毎日1回読んであげるだけで
30回も読み聞かせしていることになりますから
なんとなく子どもの記憶に残るものなのです。

では今年の9月って
どんな行事があるでしょう?

絵日記に歳時記を盛り込む

例えば
9月の内容はこんな感じです。
絵日記の1ページ目には
↓のような内容を記載しておきます。

9月の暦(長月)  
9月21日(敬老の日)
9月22日(秋分の日)
September

お月見は9月の中頃から10月の初めの満月(十五夜)に
お月様をみて楽しむ行事です。


2020年のお月見は10月1日です。

この日のお月様のことを『中秋の名月』と言います。

人々はお団子、果物、ススキを供えて月を楽しみます。

敬老の日はお年寄りを尊敬し感謝を表す日です。

秋分の日は「昼と夜の長さが等しくなる日」で、
お彼岸とも言います。
お彼岸の日に先祖や知り合いのお墓参りに行きます。

季節の風物
花 :彼岸花、蓮、金木犀、菊
野菜:里芋、生姜、蓮根、
果物:柿、梨、林檎、蜜柑、葡萄
他 :お彼岸、墓参り、台風

このように行事を日記の1ページ目に
記しておいて
毎日読んであげます。

そして、1か月の間にできるだけ、
本物を見せるようにするのも大切です。

その月でしかできない経験を積む


9月でしか経験できない事
10月は10月でしか経験できない事があります。


例えばお彼岸ですが
先祖を供養する心を育むには
親がちゃんとお墓参りをするところを見せるのが一番

お彼岸は先祖にご挨拶するものだと
教える事ができるチャンスなのです。

彼岸花もそのとおり
この季節でしか見る事ができません。
あの綺麗な赤い花を『彼岸花』と教えて
実際に見せたあげる事もできるのが
9月です。

おはぎをおやつに出す時も
なぜ、『おはぎ』と言うのか?
春先は『ぼたもち』と言うのか?

こんな身近な疑問を
お話して、あげる事も大切です。

西洋風も良いですが、まずは日本です

最近は
ハローウィンとクリスマスは
一家の一大イベントにしているのに
このような日本の奥ゆかしい行事は
疎かにしている傾向にあると感じます。

しかし、このように
疎かにしているところほど

日本人としての誇りや
清らかさが漂うもので
このような気持ちを持っている子どもの方が
将来、頼もしく成長をすると考えます。

では、一見地味な日本の行事を
ハローウィンやクリスマスに負けないくらい
子どもにすり込ませるのは
やはり親御さんが気を配って
丁寧に子育てをするしかないのです。

日本行事を子ども達に認識してもらう方法に
特別な方法なんてありません。

淡々と当たり前のように
生活の中に組み込む事です。

ですから、毎月の絵日記の1ページ目に
歳時記を作って読み上げてあげる。

一緒に子どもと楽しむ事が大切なんですね。

グローバルに活躍するために


グローバルに活躍するのも
自国のことを理解することから始まると思います。

私は英語を勉強していて
たくさんの外国人講師とレッスンを積んできました。

短期間ですが、50歳を超えてから
留学もしました。

そこで強く感じたのは
海外の人たちは日本をとても
神秘的な国と思っていて、
とても知りたがっていると言うことです。

英語で日本の神社のことや
風習のことをしっかり説明できる事は
それだけで素晴らしいコミュニケーションが取れるのです。

反対に英語が喋れるけれど
全く自分の国のことを説明できないのであれば
グローバルでもなんでもないと思います。

自分の国のことをしっかり知っていて
ちゃんと説明ができる子どもにする機会を
作ってあげるのも我々大人の役割かと思います。

丁寧な子育てをしましょう


これだけ西洋化が進んでいる中で

お家の中で日本の文化を楽しむ事が
日本にいながらして
難しくなってきている気がします。

しかし、そこは心がけるしかありません。

私が子育て中に気をつけていた事
日本の文化を定着させるように
子育てをしていたことの一つが
絵日記に歳時記を盛り込むと言う事でした。

是非、たくさんの人に参考にして欲しいと思っています。


日本は四季があり
その季節はどれも素晴らしいものです。

この素晴らしさや
日本の良さを教える事は
グローバルな人材育成にはとても大切です。

西洋化が進む中
日本の奥ゆかしい素敵な行事や
所作が忘れられるのは残念な事です。

年齢を重ねたら
そのうちわかってくる事ですが

幼い時からできるだけ体験できるように
配慮する丁寧な子育てをする事が
とても大切じゃないかな?って思うこの頃です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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