幼児教育 読み聞かせ おねだりしすぎちゃう永岡書店のお話シリーズ

お子さんの読み聞かせで
少しお話の内容がわかってくる頃から
昔話やイソップ、アンデルセンなどの童話シリーズを与えるとすごく喜びます。

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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。

1ステップ上の読み聞かせ


読み聞かせが進んできて
ある程度のお話を聞く事ができるようになってきたら
日本昔ばなしや世界の童話のお話を読み聞かせに活用することはすごくいいです。

物語の構成が秀逸な上に
困難な事があっても最後はめでたし、めでたし・・・
いけない事をした時の戒めなど
わかりやすく、子どもたちに訴えます。

これらの物語が長年にわたり脈々と語り伝えられているのには
内容が本当に素晴らしいからだと思います。

私のオススメ

 
私がオススメする本は
永岡書店のお話シリーズです。
皆さんご存知ですか?

日本昔ばなしアニメ絵本 18冊全巻セット


よく書店の入り口のところにクルクル回るスタンドに入っている小さな本です。
この本は多分100冊以上シリーズになっているかと思います。

大活躍した永岡書店のお話シリーズ



 

当時、我が家ではシリーズ全巻持っていました。
夫が仕事帰りに1冊ずつ買ってきてくれて
このポケット版の小さい本は
良い子のご褒美絵本の役割をしていました。

子どもたちはパパはどんなお話絵本を買ってきてくれるか
ワクワクして待っていましたね。

絵本は子どもたちが取り出しやすい所に保管しておきます。
そして時には自分たちで好きな本を取り出して読んだり
毎晩、数冊抱えて布団まで持っていき
夜寝る前の読み聞かせ本を自分で準備したりしていました。

夫を子育て名人にする

日中の読み聞かせ担当は私でしたが
夜はもうお役御免で夫にバトンタッチしました。

私が夫がすごいと思っていた所は
子どもたちが満足いくまで嫌がらずにいつまでも読み聞かせをする事でした。

仕事で疲れていようが
子どもに読んで欲しいとせがまれると
1時間以上読んでやる事も珍しくありませんでした。

読み聞かせアンバサダーの称号をあげたいぐらいです。

勿論、我が家の読み聞かせアンバサダーは
わざとお話を間違えて読んだりして
子どもたちにツッコミをさせるテクニックも持ち合わせています。
記憶の定着をうまく確認する事も怠りません。

そんな夫も最初から子育てが上手ではなく
自分の子供ができるまでは
友人、親戚の赤ちゃんを絶対に触れない、触らない人でした。

ですから人と言うものは変われるんです。

お母様が子育てを楽しそうにやっていたりすると
ご主人様も羨ましくなると思うのです。
自分も仲間に入れて欲しいと思うのです。

子育てにご主人も参加して欲しいと思っているのであれば
お母様自身が子育てを楽しむことが重要なんです。

なぜ、永岡書店のこの本をオススメするのか?


なぜ、永岡書店のこの本をオススメするかと言えば

世界の名作がコンパクトにまとめられている。
ちょっと漢字仮名交じりの本である。
子どもの小さな手に収まるサイズと重さである。
携帯用にもなる。(遠出の時には数冊持ってお出かけ)
一冊400円足らずで財布に優しい

例えば
本来のお話はもう少し長いものだったりする事があります。
しかし、読み聞かせをするには少々長すぎる内容です。

永岡書店の本は内容をコンパクトにまとめているので
とにかくたくさんの物語に触れて
お気に入りのお話が出てきたら
その物語だけ従来のボリュームの本を買い与えたりする事ができます。

そちらの方が
内容をざっくり理解をしているので
長い物語でもスラスラと読めますし、
本人の満足度も格段に上がります。

読み聞かせは絶対に後回しにしない


読み聞かせはせがまれたら読んであげましょう。

自分で本が読めるようになっても
子どもは本を読んで欲しいとせがんできます。

もう、字が読めるのに
なんで一人で読まないの??
そのように思われるかもしれませんが、これは当たり前の行動です。

子どもは自分で本が読めるようになっても
生まれた時から読み聞かせで育ってきました。

その心地よさは忘れられませんし、まだ一人読みで満足するには至っていません。
ですから、例え、自分で本が読めるようになっても
読み聞かせをしてもらうと安心するのです。

それを「もう、一人で本が読めるから自分で読みなさい。」など
このような事は言わずに忙しくても
嫌な顔をせずに読んであげて欲しいです。

子どもはかなり五感が発達してきているので
ちょっとした言葉に敏感に傷付く事があります。
「もう、一人で本が読めるから自分で読みなさい。」と言われると
もう読み聞かせをしてもらえなくなるのかな?
だったら、本を読めない方がいいかもとか思って悲しくなったりします。

ですから、どんなに忙しくても笑顔で読んであげるのが一番です。

聞き分けのない子とは根気比べ


本を読んで欲しいとお子様がせがんだ時

忙しくって無理だったら、
「忙しいから今はできないけれど
これが終わったら2冊読んであげるから、ご本を選んでおいて」と言って様子を伺います。

聞き分けのいい子だったら
どの本にしようかな?と選び始めるでしょう。
そして、お母様が本を読んでくれるまで待つ事ができます。

しかし、大概の子どもは
どうしても今、読んで欲しいと泣くかもしれません。

この場合でも嫌な顔をしないで、
それまでの仕事はストップしてお子さん読んであげてください。
そして落ち着いたら
お母様が『少し待っていてと言ったら今度は待てるようにしようね。』と約束をさせます。

多分、次もすぐ読んでとせがむと思います。
大概のお母様はここの根気が足りないで声を荒げて叱ってしまうんです。

心の中は『もう、自分で本を読めるのに甘えて!』とか
『何度も忙しい時は待ってね。と言っているのに泣けばいいと思っている』とか思います。

しかし、将来、お子さんが何か頼まれごとをした時に
できる時には快く引き受けて
できない時にも
しっかりとできない理由を言えるようにして、
さらには相手に不快感を与えないような態度ができたらすごくないですか?
コミュニケーション能力に長けている人材にする訓練をしていると思えばどうですか?

これは根気比べてです。
聞き分けのない子にはその都度教えて行くしかないです。

一人読みができても読み聞かせはして欲しいもの

読み聞かせは大きくなってもせがんできます。
それもかなり大きくなっても読んで欲しい子は実は多いのです。

まだ、読んでと自己主張できる子はいいのですが
実は本人もお兄ちゃん、お姉ちゃんになってご本を読んでとせがむのは恥ずかしい事なのかな?と
遠慮する子どももいます。

よく、下の子に読み聞かせているのに
小学生の上の子も一緒になって聞いていたりする事がありましたが
これは当たり前のことです。

読み聞かせをせがんで来ない子でも
「一緒に本を読んであげるからおいで」と言ってあげると喜んできます。

決して、お兄ちゃんなのに、お姉ちゃんなのに・・・などと言わずに
「一緒にお話聞く?こっちおいで」と言ってあげるだけで
本が大好きになります。

こうしてあげると弟や妹にも優しいお子さんになりますよ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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