神社とお寺のお参りの仕方は違います。
時々、おおおおお・・・
それは間違いよ!!と言いたくなる
若いカップルがいますが
ここもしっかり抑えて
お子さんに教えてあげられるといいですね。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。
Contents
神社とお寺のお参りの違いは?
昨日、神社のお参りの仕方をざっくり書きましたが
お寺はどうなの?と思われる方もいると思います。
確かに
神社とお寺はお参りの仕方が違いますので
今日はざっくりと
お寺のお参りの仕方を書いていきます。
ざっくりお寺と神社の違いを解説
お寺は
お墓や仏像のある所
鳥居のあるのが神社です。
これはざっくりな違いです。
もうちょっと詳しく説明すると
お寺 | 仏尊像を安置している 仏教の教え(仏の道)を説く僧侶の住むところ |
神社 | 神道の教えの元、 日本の神様の御魂を祀り、祭祀を行うところ |
お寺は仏教、
神社は神道という宗教的な違いで分けられています。
お寺の正しいお参りの仕方
神社では鳥居が俗世(現在)と神様の世界を分けています。
お寺は山門が俗世(現在)と仏様の世界を分けているのです。
山門を通過する時は
胸の前で手を合わせて一礼します。
その後女性は右足から、男性は左足から入ります。
この時、敷居を踏まずにまたいで入りましょう。
神社同様、あまり参道の真ん中を歩かない様にしましょう
手水舎で手と口を清める(これは神社と同じ作法です。)
手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)で
仏様にお参りする前に体についた、けがれを落とします。
手水舎の前で軽く一礼
柄杓に水をすくいます
左手を清めます(右手に柄杓)
右手を清めます(持ち替えて左手に柄杓)
口をすすぎます(右手に柄杓、左手のひらに水をためてそこから水を口に含みます)
左手をもう一度清める
残った柄杓の水で持ち手の部分を清める
柄杓を元に戻す
一礼してお参りへ
手水舎の一連の作法は
1杯の柄杓で行います。
途中で柄杓の水を足したりしないで
一度にたっぷりと水を入れて
計算をしながら1杯の柄杓で一連の行為ができる様にしましょう。
左手に水をためて
そこから口に水を含みます。
水を吐き出す時は口元に手を添えて
他の人から吐き出すところが見えない様にします。
手水舎はみんなが使うところです。
綺麗に使うことを気をつけて
静かに行う事が綺麗な所作につながります。
お賽銭は投げずにそっと入れます。
胸の前で合掌したまま一礼
お焼香またはお線香へ
お焼香の仕方
親指と人差指、中指の三本でお香をつまみ、
左手を軽く添え額の前に掲げます。
静かに香炉に落とします。
回数は宗派によって異なるので、わからなければ1回で大丈夫
お線香の仕方
お線香をろうそくに近づけて
火は手で扇いで消します。
この時、息を吹きかけてお線香の火を消さない様にしましょう。
お線香、お焼香が終わったら
胸の前で手を合わせて一礼します。
お願い事は合掌した時にします。
神社とお寺の違いはここです。
神社は『二礼二拍一礼』
お寺は『合掌→一礼』
山門から出る時も
本堂に向かって手を合わせて(合掌)一礼します。
お願い事をする時は
あれもこれもお願いをするのではなく、
いつも助けていただいている事、日頃の感謝を述べるのがいいと思います。
心の中で自分の名前、住所、本籍、生年月日をいいます。
御朱印の始まりはお寺から
昔は写経を奉納したあかしとしてお寺からいただく証書を指していました。
お寺とご本尊の名前をしたため、
当日の日付を入れた半紙に朱で押印してもらうため、
「御朱印」と呼ばれてきたという由来があります。
現代では、参拝のしるしとして数百円で御朱印をいただくことができます。
御朱印帳を持ち歩いて
お参りした神社やお寺から直接いただける御朱印はなんとも言えない喜びがあります。
私も御朱印帳を神社用、お寺用と2冊持っています。
また、書道をたしなむ者としては
宮司様や住職様ががしたためる書を見るにつけ、
よりいっそうのご利益を感じることができます。
日付も入りますので
旅の記念になる事も
最近のブームになっている要因だと思います。
勿論、御朱印を頂く時は
参拝した後で社務所にお願いするのが礼儀です。
ペット同伴参拝について
ペット同伴参拝ってどうなの?は
関連記事をご覧ください。
↓関連記事
ペット同伴する際は
よくよく考えて参拝する様にしてくださいね。
日本の素敵な所作を楽しんでください
いかがでしたか?
観光地に行くと
神社、お寺がたくさんありますよね。
神社・お寺巡りをして
あれ?どっちの作法だっけ?と間違えない様にしましょう。
お子様連れの時は
この様に日本古来の慣わし
神様、仏様のお話をするのに大変良い機会です。
1つの情操教育として
見渡せば住んでいる町には神社、お寺が沢山あります。
何か苦しい時の神頼みの様に
受験間近に出かけるとか
厄年にだけご祈祷してもらうとか
都合のいい時だけ参拝するのではなく
機会あるごとにこの様な
奥ゆかしい風習に触れさせることは大変良いことだと思います。
また、最近では多くの外国人が観光で神社・お寺を訪れています。
この様な慣わしをしっかりと外国人に説明できる様な
人材こそ真の国際人の一歩だと思うのです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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