幼児教育 3歳で日記が書ける 運筆練習

今日はあなたのお子さんの運筆力についてのお話しです。

大体の1歳半頃から運筆練習はできます。
それまでは色々な働きかけで指先を鍛えます。

今日はお子さんが鉛筆を持ち始めてから
どれくらいの訓練で字が書けるようになるか検証して行きます。

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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても 彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行ってきた幼児教育(特に3歳まで)をまとめています。

鉛筆を持たせる前にやるべき事

これから字を書く練習をしようと思っているご家庭で
まずは大前提の確認をしてください。

  • お子さんはひらがなが読めますか?
  • 数字が読めますか?

この2つがクリアになっているのであれば
運筆練習を始めても良いと思います。

そして、運筆練習を始める前には
十分な読み聞かせと働きかけをしている事が重要です。

*読み聞かせ


どの育児本を読んでも読み聞かせを否定する人はいません。

そして、幼児教育に賛否両論ある中で 読み聞かせだけは誰も反論していません。

ですから、
オギャーと生まれたらすぐにでも読み聞かせも習慣をつけるべく始めることをオススメします。

私の日誌を読み返すと
スラッシュカードは細切れ時間に多くやっていましたが
お座りできないと読み聞かせって難しくって 生後半年くらいから始めました。

今思えば、これでも遅いくらいだったと思っています。

たとえ、子どもたちの反応があまり無くても 淡々と続けるべきだったと思っています。

幼児教育 読み聞かせの重要性と効果的な方法(0−12ヶ月)

*働きかけ

  • 歌(童謡、英語の歌)
  • カード(数字 ドッツカードも含む)
  • カード(物の名前カード、公文式カードなど)
  • 語りかけ(反応が無くてもひたすら目に入るものを説明する。話しかける)

    幼児教育 0歳からの正しいカードの与え方



鉛筆を持たせるのは情報が頭から溢れてから


ひたすら働きかけと読み聞かせをして
お子様が認識しているのか、していないのかは
お母様がいつもみているのでわかると思います。

あっ、この子は数字がわかる!
漢字カードの意味がわかる!
簡単な本は暗記して全部言える!

このような様子が伺えたら 運筆練習をしてもいい頃です。

ポイントは

  • 言っている事が理解できる
  • 自分で意思を伝えられる(イヤイヤ、頂戴、挨拶)
  • カードの字が理解できる(正しいカードを指差せる)
  • 自分で本を読む仕草をする、暗記している

よくわからないというお母様は実際に実験してみてください。

カードで実験します。
数字の1−5までははっきりわかる
正しいカードを示す、持ってくる事ができる
数字だけでなくドッツカードも同時にできる

頭の中で
1=●
2=●●
3=●●●
4=●●●●
5=●●●●●

このイメージが付いているのならOKです。

なぜ、情報が先なの?


何も頭の中に入っていないで運筆練習は効果はないです。

運筆練習は結構疲れます。
事前に頭に情報が何も入っていなければ
いくら筆圧が強くなっても
何も書く事ができません。

絵も同じです。
何度も絵本を見て、
自然に触れて本物を見ていなければ
頭の中でイメージがつきません。

ましてや大人と違いますから、情報がまだ十分でありません。

0−3歳までは情報を詰め込む事ができるパターン時代ですから
幼児教育 0歳からの「パターン時代」を考えます。

情報を詰め込まないで
先に運筆練習するのは 時間のロスだと思います。

たくさんの情報が溢れてきてやっと自分で表現できるようになるのです。

さあ、運筆練習を始めましょう


さて、本番の運筆練習です。

初めて鉛筆を持ったお子さんは
まだ、どのように鉛筆を持つのかわかりません。

持ち方をしっかり教えてあげてください。
しかし、
初めて鉛筆を持ち、嬉しくなってグーで握って書いたりします。

その時は持ち方をしつこく矯正せず
毎日、鉛筆を持たせる時に教えてあげます。

絶対に無理に教えたり、叱らないでください。

考えてみてください。
大人になって
変な鉛筆の持ち方している人知っていますか? いませんよね?

どんな人でも鉛筆で字を書く時は
多少の違いはありますが、正しい持ち方ができます。

ですから、
今できなかったからと言って 叱りつけたり、矯正したりしないでください。
必ず正しく持てるようになりますので・・・

それより書く事、描く事が楽しいと思ってもらう事が先決です。

公開 指先を鍛える手作りおもちゃ

我が家はたくさんの手作りオモチャや教材を作り
子どもたちに色々と与えていました。

折角、作ったのに全く興味を示さなかったり
少ししたら、いきなり興味を示したり
何が基準でウケたのか、ウケなかったのか、わかりませんが 色々作っていました。

ほとんど紙ベースのものだったので 処分してしまいましたが
残っていたオモチャもあります。

画像はお中元で頂いたソーメンの箱で作った
手先を器用にするオモチャです。
 
手先を鍛えていると 運筆練習もスムーズに行きます。

指先を鍛える市販のオモチャがたくさんあります。
同じ形を同じ形の穴に入れるキューブ型のブロックや
色々な手触りの布製の絵本や
購入する時は
オモチャを購入する時はどれだけ手先を使うかを考えて購入しましょう。

私はわざわざおもちゃは購入しなくとも
身近なものでいくらでも代用ができると思っています。

あの有名なモンテッソーリ教育でも言われているように
幼児がやりたがる ティッシュの箱からティッシュを全て引き出す行為も
どれだけ手先を使っているかわかりません。

出してしまったティッシュはビニールゴミ袋に入れて使えばいいわけです。

この行為はイタズラとは違いますから 暖かく見守りましょう。

そして、子どもというのは案外、
おもちゃではない身近なものに興味を示すものです。

幼児教育 モンテッソーリ教育を子育てに活用する方法

最初は全く書けません!でも大丈夫

最初は鉛筆を持たせると
多分、全く書けませんよ。 これは当たり前です。

数字の『1』だって難しいのです。
最初は線を引く事だってできません。

鉛筆は芯が柔らかい6B以上のものを与えましょう。
最初は公文式の三角鉛筆がおすすめです。


慣れてきたら、普通の鉛筆で4B以上のものを買い与えます。

鉛筆を与えてみて
何だかあまり上手に書けないなと思ったら
働きかけに戻って様子を見てもいいです。

1歳半〜2歳くらいから練習できます。
インプットの量を考えれば2歳くらいからでもいいかと思います。

鉛筆を持たせる時は
お母様の目がしっかり行き届くところで練習させてあげてください。

うちの子どもたちの運筆練習を載せておきます。
運筆練習を始めたのは2歳から
半年後の2歳半でひらがなは書けました。

大体、運筆練習を始めてから3−4ヶ月で
数字と難しくないひらがなは書けるようになります。

まずは自分の名前がひらがなで書けるようになることを目標にします。

 

日記としりとり遊び↓

 

焦らずゆっくり!子どもを信じて


ここは焦らずゆっくり、あまり結果を期待しないで・・・

練習をしてあまり進歩がないように感じるかもしれません。
でも、そんなことは断じてないです。

運筆練習は幼児の成長の早さから言ったら
結構、ゆっくりで亀の歩みにも感じてしまうかもしれません。

ここは根気よく
そのうち、面白い日記やお手紙を書くようになります。
楽しみにしていてください。

この時期に毎日1枚、本日の傑作のようなものを残しておくのもいいですね。

育児に日記のつもりで 楽しんで練習させてあげましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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