今、ニュースになっている保育園で行われた体罰の問題
何度も問題視されてきたのに
やっと公になった事に怒りを感じます。
子どもの気持ちを考えると本当に許せないと思います。
子どもは大人よりはるかに敏感にこのことを感じ取っています。
ですから、
叩かれたお子さんはもちろんですが
園に通わせていた全ての子ども達が
その様子を見て怯えていたわけです。
しっかりとしたケアをしてあげないといけないと思います。
今日は幼稚園・保育園の選び方について
私だったらどうするかな?と考えた事をシェアします。
Contents
園選びで大切なのはリサーチ
働くお母様におかれましては
保育園は強い味方です。
しかし、この保育園に入園するのは中々大変だと思います。
幼稚園選びでもかなりの時間を子どもと離れるわけですから
園選びは慎重になった方がいいですね。
選ぶポイントが
送り迎えの時間などとお母様の都合になるかと思いますが
やはり、それだけで選んでしまうと
入園してしまってから
「失敗したかな?」って思うことあるかもしれません。
自分のお仕事ももちろん大切ですが
まずは入園させる前に
事前チェックを
ご自分の利便性にだけポイントをおかずに
園が自分が子育てできない時間帯に
子どもにどうのように接してくれるかをしっかり見極めないといけないと思います。
それでも入園後に
何か不満があった場合ですが
私だったらすぐにその保育園は退園させます。
ですからそのような事がないように
リサーチは非常に重要だと思うのです。
保育園・幼稚園選びのポイント
それでは保育園・幼稚園選びのポイントですが
私は次のような事を気をつけました。
- 自然保育と野放し保育を見極める
- 運動会・学芸会があまりにも立派な場合は要注意
- 仲良しが入園するからと他人の決断に左右されない
- 99%が良いと言っても自分にその魅力が伝わらなければ検討する
- 入園候補の園には足しべく行く
- (転勤・途中入園のため)入園まで時間がなくても最低2回は見学はする
- 母親が楽な園ではなく、子どもに適している園を選ぶ
- 万が一、子どもがトラウマになる程の出来事が発生したら退園させる覚悟がある
乳幼児期から入園する保育園は別として
大前提として
3歳以降の保育園・幼稚園児には
自分の状況を話しができるほどの語彙力を養う必要があります。
お話がうまくできないのであれば園の様子を聞く事が出来ません。
- 自分のことをしっかり話しができる
- 正しい情報や気持ちをしっかりと表現できる
- 素直に自分の感情を言えるような信頼関係を子どもと築く事ができる
子どもの能力を入園前までになるべく開発して
信頼関係をしっかりと構築しておくことは
なかなか大変だと思いますが
十分な働きかけをして入園させた子どもと言うのは
結果、その子を守ることになるのです。
直接出向く大切さ
最近はネットで検索して
調べた気になっている場合が多いですが
園選びにおいては
直接、関係者、園の職員はもちろん、
園の運動会、学芸会、卒園したお母様の情報などを聞かないと
本来の情報収拾はできないと思います。
一番重要なことはご自分が直接、園に出向くことです。
1回じゃないですよ。
何回もです。
そして、その園の雰囲気や
通っている園の子どもたちの様子を直接感じる事が大切だと思うのです。
「そんな時間ない。」と言われる方もいるかもしれません。
しかし、一番能力が成長する時期に
子どもに合わない園を選んで数年我慢させるリスクを考えると
しっかりリサーチする必要があると思います。
私は転勤であまり時間に猶予がない時も
幼稚園探しは妥協しませんでした。
それはたとえば
大の仲良しの子どもたちがA幼稚園に行くと言ったとしても
あなたがB幼稚園の方が良い場合は
他のお母様やお友だちの進む道に流されないという事です。
新しいお友だちを作れば良い話ですし
その園の雰囲気が子どもに合わないのがわかって
お友だちに合わせた場合
2−3年は我慢させなければいけないかもしれません。
当然、子どもは順応性がありますから
園の方針に慣れていくでしょう。
しかし、万が一、子どものストレスになったりした場合のことを考えると
能力が成長するこの時期にそんなリスクを負わせるわけにはいきません。
先生を見るのではなく、園の方針や園長を見るべし
たとえ志が高い先生がいたとしても
先生の指導方法は園の方針で変わってきます。
「○○先生ってすごく評判いいわよ。」と噂があっても
その先生が次の年までいる保証はありません。
なぜなら、園が彼女たちを雇っていて
彼女たちは職場を選ぶ権利があります。
事件のあった保育園も何人もの先生がやめています。
きっと志の高い先生もいたと思います。
でも、何人も辞めたと言うことは
大人でも居心地が悪く、辞めたくなる園だと言うことです。
そんな園に子どもを何年も入れておく選択肢がありますか?
絶対にないと思います。
多数の先生たちが退職していると言う事は
事件になって公になっているので、我々が調べるのは大変です。
ですから
入園前に園の方針と園長を観察するのです。
だからリサーチ大切、直接、園を見学すること大切なのです。
運動系幼稚園はよくよく考えて
最近、私が懸念している事は
体力が健全な精神を育むとか言って
スポーツで精神鍛える系の幼稚園です。
勿論、うちの下の子のようにやんちゃで
体力余っている系、走るの大好きな子は向いているかもしれませんが
私は入園させないと思います。
これらの幼稚園の特徴として
学芸会、運動会で園児とは思えない演技を披露させます。
見学に行くとそれはそれは感動しますよ。
だって一糸乱れぬ演技を園児がするわけですから
しかし、考えてもみてください。
本来、子どもの体力とは
他人と比較して競争させるものではないわけです。
一糸乱れぬ演技をさせるために
できない子を訓練させたり
自分だけできないと悲しい思いをさせる事に何の意味があるのでしょうか?
それはたとえ頑張って練習してできたとしても
その子は運動よりお製作や歌が得意だったりして
もっと得意な五感を鍛える機会があるはずなんです。
幼児期においては
あまり得意でないことを克服させる努力も必要ですが
親が執着しすぎると危険です。
もっと得意なところに向けさせてあげてもいいと思うのです。
そっちの方が子どもの本来の能力を伸ばしてあげている事になりませんかね?
幼児期にこのように比較したり、競争心を煽ることに
私はあまり意味がないと思っています。
当然、オリンピックを0歳から目指しているのなら
私の考えは当てはまらないと思いますが・・・
考え方はシンプルです
私が言いたい事は
- 子どものことを第一優先で園を選ぶ
- リサーチはしっかり行う
- 万が一の場合いつでも退園させる覚悟がある
この3つです。
これが子どもを守る1つの方法だと思います。
万が一の退園は逃げるのではなく、子どもを守る手段です。
私も園選びでは苦労しました
私も園選びでは苦労しました。
当時は転勤のために、中途入園の扱いになりました。
引越し先の噂で
良いと言われていた園には途中での入園を断られ
かなり、選べる範囲が限られてきての幼稚園選びでした。
そして、皆様、一様にこの幼稚園は素晴らしいというところに
見学に行ったわけですが
実際、行ってみたら、園の職員や先生の態度が
私には横柄に映り
たとえ、99.9%の方が『素晴らしい園』と言ったとしても
うちの子の入る幼稚園ではないと判断して
入園をやめました。
なんとか、入園できた幼稚園も
取り急ぎみたいな、残った園に入園させた形でしたので
もし、子どもに合わなかったら退園させることと
しばらくはしっかりと子どもの様子をチェックする事を
心がけました。
幸いにも入園した幼稚園は子どもも大好きで
先生にもお友だちにも恵まれました。
皆様のお子さんもぴったりの園にご縁があるといいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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